内容説明
「若さ」「色と音」「混沌」「宇宙」「図形」―５つのキーワード。知る人をして魅了してやまない「マンダラ」。しかし、その図形の意味するところは、複雑で難解だといわれる。５つのキーワードを横糸に、仏教および曼荼羅の歴史を縦糸にしながら、本書は謎の図形の解明に挑む。コンピューター、セックス、ローリング・ストーンズ、四国遍路など、一見互いに無関係に見える現象は、やがて仏教究極の教えへと集約されてゆく。そしてマンダラとは何かが解明された時、そこに潜む神秘の力も明日を生きるための糧となるのである。
目次
序章 生きているマンダラ
第１章 マンダラを解く手続き
第２章 マンダラの「若さ」ということ
第３章 絢爛の色彩と音響の世界
第４章 甚深秘密の教え・密教
第５章 混沌と神秘の教え
第６章 コスモスとマンダラ
第７章 ダイアグラムとマンダラ
第８章 曼荼羅の流れ
終章 マンダラ・パワー
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
h0z8じゅうたんの36.5cm
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なんとなく人新世とcovid19とインターネットとブロックチェーンと麻の葉模様がマンダラっぽいなと思って図書館で烏兎沼文庫にあったので読んだらローリングストーンズとかパソコンとか書いてあり面白そうでした。『でした』のは私事の仏教の基礎知識があまりにもなさすぎて波に乗れなかった。2021/03/05
