内容説明
はるか2000年の昔に説かれた経典『法華経』。幻想的にして視覚的なその表現は、美の経典にふさわしく、いまもわたしたちを魅了してやまない。だが、実はこの経典、奇跡としか言えない現象を生み出す力を秘めているのだ。では、いったいその力の正体とは何なのか?本書は『妙法蓮華経』全28章を一章ずつ読み進めながら、その謎の解明に挑もうというものである。各章にちりばめられた伏線は、一見何のつながりもないように見えるかもしれない。しかし、それらはやがて有機的に絡み合い、ひとつの衝撃的な真実を告げるのである。
目次
奇跡はどうしても起こる
鷲の峰の大群衆
法華経前半のクライマックス
譬えが明かす信の教え
霊鷲山上、虚空に浮かぶ宝塔
永遠の仏の救い
法華経を広める功徳
変化の人を遣わして
神通力を示して法を説け
焼身し、身を捨てても、化身して人を救う
呪文の神通力
マンダラによる奇跡
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