患者のカルテに見た自分

患者のカルテに見た自分

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784795805422
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C0095

内容説明

ときに心の患者の残していく横顔と後ろ姿には、“診断”を受けつけない謎が潜んでいることがある。その謎は、しばしば私たち自身の不思議さと現代という時代の不可解さを鮮やかに描き出す。カルテには書き切れなかった「病」の紡いだ心の物語が、走馬燈のように語り出す。本書が、私たち自身のカルテの入口、幸か不幸か、余白の地図の羅針盤である。

目次

第1章 不可解だから、心
第2章 現代、という波乗り
第3章 病の、人模様
第4章 私自身のための精神療法

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Glitter

1
精神科医が今まで治療してきた患者のエピソードをもとにして作った短編集。巻末にはいくつかエッセイも載っている。 考えてみれば精神病患者というのは必ず葛藤を抱えているわけで、そこにはドラマがある。 他人の人生と深層心理、葛藤とドラマ。 専門知識を持った精神科医が日々それらを見ているわけで、この職業の人々ほど「人間」を知る人種もいないのではないか。 精神科医の書いた小説を読みたいという欲求が湧き上がってきた。2018/05/28

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