内容説明
日本の芸術界に屹立する巨星=吉田秀和。その「美しき思索」で彩られた批評世界を、気鋭の音楽評論家丘山万里子が解明。
目次
1 なお語りたき音(「モーツァルト」をめぐって―小林秀雄と吉田秀和;音の影―音楽とは何であったか;現代音楽との出会い―二十世紀音楽研究所;武満徹を聴いて―日本の現代音楽)
2 批評の姿(セザンヌに何をみるか;絵画は「純粋」に語りうるか―マネ作品の人物;批評の姿)
著者等紹介
丘山万里子[オカヤママリコ]
東京生れ。桐朋学園大学音楽学部作曲理論科卒、音楽美学専攻。同大音楽学研究室助手を経て、音楽評論の道に入る。著書に、現代日本作曲家論『鬩ぎあうもの超えゆくもの』(深夜叢書社)、『翔べ未分の彼方へ チェリスト青木+良の思索』(楽社)、『失楽園の音色』(二玄社)などがある。日本大学文理学部非常勤講師、東京音楽ペンクラブ会員。音楽批評紙『ブリーズ』の編集・発行人
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