内容説明
我々は日常生活上、さまざまなトラブルに巻き込まれます。一方的な言いがかり、無理難題を持ち込まれることも少なくありません。我が国の社会には、こうした「恥を忘れた」トラブルを適切に解決するシステムが十分でないため、多くの善良な市民は思い悩み、不当なお金を払ったり、暴力団などに頼んだりして、問題を大きくしてしまうことも少なくありません。著者ら弁護士は、日常的にこうしたトラブルに対処して、その正しい対処法についてかなりの経験を積んでいます。本書では、私たちがよく相談を受ける事例について、理論的な裏付けとともに、具体的に対処法を解説しようとするものです。
目次
第1章 言いがかり、トラブル対応の理論
第2章 言いがかり対処の技術
第3章 言いがかり事例集(嫌がらせ一般;詐欺的商法;金銭上のトラブル;営業上のトラブル;日常生活上のトラブル(近隣関係;住宅関係;その他) ほか)