内容説明
甦るホロコーストの衝撃。“戦争の世紀”をえぐる全地球規模の文学。
目次
第1部 道化師たちの証言台(“鉤十字の舞台”―“神のたそがれ”を演出する“夜と霧”の司祭たち;“黒子”の舞台―フェルメールに陰に;“操り人形”の舞台―メファーストとのバ・ド・ドゥ;“救世主”を殺せ!―プロローグ風なエピローグ)
第2部 戦争は終わったのか?(あいつへの鎮魂歌―わが大君に召されたる;決断;真相;大日本帝国・万才!;海辺の神話―一九五四年春。そして、秋まで;ジョセフ・ブラウンの短い幸福;家族団欒)