内容説明
民主思想の栄光と衰退。むかし共同体の中で育った民主思想が権力者の発生と戦争によって鎮圧される。世界史の中でその盛衰をたどり分析し、貴重な教訓を導き出す。絵図写真で多彩なダイジェスト版。
目次
民主主義の重み
古代ギリシャにて―前6~前4世紀
アテネの衰退―前4世紀
ローマの盛衰の中で―前2~後4世紀
封建社会にて14~13世紀
ルネッサンスの潮流―14~16世紀
宗教改革―16世紀
啓蒙思想と君主群―17~18世紀
フランス革命の時代―18~19世紀
社会主義形成の時代―19~20世紀
近代中央集権の時代―19~20世紀
帝国主義戦争の果て―19~20世紀
平和の布告から大西洋憲章へ―20世紀
民主政府の苦杯―20世紀
スウェーデンと中国の歩み―20世紀
日本のデモクラシー開花―19世紀
明治政府の攻勢―19世紀末葉
大正デモクラシー
日本国憲法について