内容説明
歳三が語る人間愛と武士道。そして、ここだけの話。
著者等紹介
村瀬彰吾[ムラセショウゴ]
1947年東京生まれ。中央大学商学部卒。1974年日野市役所入所。税務、年金担当などを経て、1998年リサイクル推進課長に就任、それまで都内で「ゴミ量ワースト1」の日野市を立て直し、「ベスト3」へと躍進させた。2002年「新選組特命主幹」日野市内の新選組史跡ガイド・講演・講座など、「新選組で町おこし」の諸活動を幅広く推進中
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感想・レビュー
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Die-Go
38
新選組副長土方歳三が、戊辰戦争終結前に箱館の妓廊でそれまでの人生を物語る。★★★☆☆2023/12/16
UMA
5
箱館総攻撃を目前に控えたある夜、土方歳三が市内の妓楼で豪商達を相手に新選組の成立から崩壊までを語って聞かせるお話。土方さんの語りと作者の語りが交互に入るので最初は少し混乱するかも。作者が日野の方ということで、土方さんと近藤さん・源さん・総司の繋がりが重点的に描かれてるので源さんファンとしては嬉しい限り。流山での土方さんと近藤さんの対話が泣ける……。近藤さんと別れた辺りまでしか語ってないので是非第二夜も読みたい。2012/03/19
アニハラ
1
ずっと欲しくて、ようやく手にした本。入手までの時間の中でレビューなどから勝手に期待値が上がっていただけに、読了後は少し寂しかった。 物足りなさとはまた別。これまで読んだ土方作品とは異なるテイストのため、慣れるまでにはちょっと時間がかかった。ただ新鮮なため面白く感じられた。2019/07/06