内容説明
言語インフレのなかに生きる現代人に問う。あらゆる価値は市場価値に支配されるのか。キーワードは貨幣と言語、そしてこの行く末は？会社人のための文芸経済学。
目次
第１章 現代人は経済人（現代のヒーロー会社人；「銀が銀をためる世の中」；高等遊民と英国病）
第２章 愛は贈与か―市場原理からはみだすもの（交歓と交感；経済学は割に合うか？；ニセ金と正金）
第３章 凋落する貨幣と言語（錬金〈言〉術師の幻夢；ゼロ神としての貨幤と言語；電子マネーと電子テクスト）
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