内容説明
企業競争は激化の一途をたどり、国の内外を問わず競争分野は拡大を続けている。競争優位性を獲得する手段として登場したSISへの期待は、ますます脹らみ、具体的な方法論が求められている。著者は米国IBMにおいて情報システム管理体系と情報通信管理体系を作り、その後さらに各種管理体系とテクノロジー体系に整理して、総合的な体系の全体像を作り上げた。本書は、これらの考え方をもとに、効果的な戦略的アプローチを可能にする方法を、成功と失敗の具体例を挙げて詳しく解説している。
目次
1 企業と情報資源の関わり合い
2 情報機能の計画とコントロール
3 情報資源の定義と統括
4 情報資源の分散化
5 情報送達の組織計画
6 事例研究―品質の改善
7 情報資源の活用
8 情報処理の組織
付録(基本業務管理体系;情報通信管理体系;情報システム管理体系;情報処理体系;情報通信管理業務の流れ図;情報システム管理業務の流れ図)