内容説明
教育の荒廃が叫ばれ、教育のあり方が問われている現在。一女教師と生徒達のふれあいの中には、教師と生徒を越えた人間同志の深い友情が成り立っていた。真の学校教育のあり方と理想の教師像を描く、先生と生徒の心あたたまる思い出の記。
目次
第1章 出逢い、そしてふれ合い(八尾に来た日;自己紹介;結婚と仕事と大学;私の心に残ったある3分間スピーチ;猪谷のO君の家へ遊びにいく;忘れ得ぬ一人の生徒のこと)
第2章 白熱の討論会より(おもいでのホームルーム;明るい男女交際)
第3章 ほのぼの回想記(私の影のこと;友だち;海水浴;金木犀)
睿子先生と中林寺詣り(成瀬昌示)