内容説明
『浦島太郎』や『かぐや姫』は、仙人を憧れの姿として描いた代表的な作品である。これらの物語が今日まで連綿と語り継がれ、まことしやかに語られている根底には、いつの時代にも、仙人になりたいという欲望が人間の心の中にあるのか、それとも世の中が仙人的存在を無視できないのか、鑑みるべきことである。
目次
第1章 仙人(中国の神;中国の仙人 ほか)
第2章 占い(占い;お札 ほか)
第3章 道教(道教とは;道教思想 ほか)
第4章 物語(仙人物語;墓場物語)
第5章 私感
-
- 和書
- 最終法医学講義 〈4〉