感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
三丁目の書生
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前半3分の1ほどは坂野比呂志の大道芸口上とそれについての解説。後半3分の2は著者・下平さんの批評文というか雑文。 いつの間にかかなり自由奔放な頑固おやじの独演会になっています。 著者の下平氏について、巻末の略歴より 「興亜青年運動に参加し終戦時、蒙古アカバ特務機関員として追放戦犯処分を受けたのち、思潮研究を続け現在に至る」 坂野氏と下平氏は終戦後の中国の芸能社会で知り合ったそうです。 http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20180907/p1 2018/09/09