内容説明
昭和61年6月17日、福島県相馬沖―。9名の乗組員とともに、1隻の民間海洋調査船「へりおす」が消息を絶った。そして、未だその姿は海底230メートルに隠されたまま、引き揚げられていない。これは、調査員として乗船していた小林弘明さん(当時27歳)の母・弘子さんが一人息子を失った悲しみと苦しみを綴った哀惜の記録(ドキュメント)である。
目次
悲報
別離
執念
署名運動
怒り
ブローチング現象
追究
陸からの推論
生きつづける愛しき者
夢か現か
衰退した日本の漁業
「へりおす」からのメッセージ
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- 和書
- 声と現象 ちくま学芸文庫