内容説明
「撃墜王」といわれている上坊大尉が、肝心の撃墜を語らず、散華した数多くの戦友を追想し哀惜しながら、独自の「哲学」を点綴している。「空と雲」によってつくられた一つの人格のことばとして、味わい深いものがある。
目次
1 故郷の空
2 北支の空
3 満蒙の空
4 中、南支の空
5 南十字星の空
6 祖国
「撃墜王」といわれている上坊大尉が、肝心の撃墜を語らず、散華した数多くの戦友を追想し哀惜しながら、独自の「哲学」を点綴している。「空と雲」によってつくられた一つの人格のことばとして、味わい深いものがある。
1 故郷の空
2 北支の空
3 満蒙の空
4 中、南支の空
5 南十字星の空
6 祖国