内容説明
親は子どもを育てるのではなく、子どもと共に育ち合っていく。そして何よりも親自身が、子どもに感謝しつつ、一人の人間として、生きがいのある人生を歩んでいく!!―「子どもの心が育つ」とはどういうことかを模索しつつ、親や青少年の人生相談に取り組んできた著者が、その40年の実践から得た一つの結論を“父親への手紙”に託して語る。
目次
第1部 生きがいのある人生を(「生きる目標」について;家庭と父親の役割とは;「受容する」ということ;「主体」としての子どもを尊重する ほか)
第2部 根を深く張れば大きく育つ(下への発達;“やる気”の虚像と実像;「考える力」が育つ条件;頑張る子どもと親の態度 ほか)
第3部 利己から利他への転換を(「広い心」について―親の役割について思うこと;何のために知能を伸ばすのか;自分は何のために生きるのか;真の“幸せ”とは ほか)