ダダの性と身体―エルンスト・グロス・ヘーヒ

ダダの性と身体―エルンスト・グロス・ヘーヒ

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  • サイズ B6判/ページ数 293p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784795216761
  • NDC分類 702.06
  • Cコード C1071

内容説明

20世紀初頭の前衛芸術運動=ダダのなかで、「性」と「身体」は、いかに表象されたか?危機の時代とふれあう侵犯と仮装の快楽を読む。

目次

第1章 エロス解放とダダ(反芸術と「性の政治学」;第一次世界大戦前の「性愛の運動」 ほか)
第2章 性的身体のカレイドスコープ(花嫁としての解剖体―マックス・エルンスト;娼婦と快楽殺人―ジョージ・グロス ほか)
第3章 肉・体液・皮膚―危機の身体(グロテスクあるいは越境する身体;身体の下層と「流れるもの」 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ポルポ・ウィズ・バナナ

2
◎ダダとは世界観をもった悪ふざけ。自分自身の存在すら笑い物にしようとする態度。多くが市民階級出身で、因習的市民的価値観を拒否しながら、そこから完全に脱却できない苛立ち。 ◎WW1後、身体欠落した兵士たちが女性に向けた怨恨◎エルンストの女体解剖やグロスの快楽殺人は身体の内部を暴くが、ヘーヒはむしろ表層性を暴く。2023/01/28

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