内容説明
現代詩の先端に立つ詩人の、最新詩集。宮沢賢治賛美を痛烈に批判し論議を呼んだ「美代子、石を投げなさい」、森高千里の歌をみつめる「赤い紙」、李朝末期の労働者像「坑夫トッチルは電気をつけた」、兄弟作家の情景「てんや」、南ロシアの詩情「菜の花」、日韓併合逆転の眺望「はい」、風俗を問う書き下ろし「アベック」など、アジア広域の社会空間を、流麗な言語操作と大胆な発想をもって転旋する25篇。
現代詩の先端に立つ詩人の、最新詩集。宮沢賢治賛美を痛烈に批判し論議を呼んだ「美代子、石を投げなさい」、森高千里の歌をみつめる「赤い紙」、李朝末期の労働者像「坑夫トッチルは電気をつけた」、兄弟作家の情景「てんや」、南ロシアの詩情「菜の花」、日韓併合逆転の眺望「はい」、風俗を問う書き下ろし「アベック」など、アジア広域の社会空間を、流麗な言語操作と大胆な発想をもって転旋する25篇。