内容説明
装置実装に係わる色々な技術について,その考え方や技術概要などをまとめ,初めて装置実装構成の技術検討に携わる方々にも「実装って何?」と,いったことを漠としてでも把握できるような,初心者から実務者へも役立つような読本を作成することを主眼に,著作することになった。実装技術といっても幅が広く,網羅すべき技術は数知れないが,著者がこれまで行ってきた,通信装置の実装設計並びに技術検討などを通して,これはと思う技術項目を独断的にまとめ,技術概要を記述している。
目次
電子装置を構成する電子デバイス類
プリント配線板―配線板の機能及びその構成
コネクタ
デバイス搭載技術
ケーブル
冷却技術
システム構成技術
給電技術
センサ技術
EMC、EMI技術
配布線技術
標準化
著者等紹介
杉浦伸明[スギウラノブアキ]
昭和54年、名古屋工業大学電気工学科卒。昭和56年、名古屋大学大学院工学研究科博士課程前期課程修了。同年、電信電話公社武蔵野電気通信研究所入所、以来、通信装置実装の研究実用化に従事。昭和62年よりIEC TC48 SC48D国内委員。平成8年、工学博士(名古屋大学)。現在、NTTネットワークサービスシステム研究所サービスネットワーク推進プロジェクトにて、次世代ネットワーク・サービスの検討に携わる
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