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目次
第１部 徳門家（４６番畑で知り合ったグランパとグランマ；朝３時起き、１７人の面倒を見ていた新婚のグランマ；昔の日本がそのまま残っているハワイの生活；情けは人の為ならず；死にかかった私 ほか）
第２部 伴野家（家族の運命を切り開いてきたナナ；トンガの王様から土地をもらった船乗り；ニュージーランドで学生生活；おじいちゃんのトンガ行き；反対の嵐の中での結婚 ほか）
第３部 誠一＆シャロン伴野（２人の出会い；同じだった基本的人生観；夫婦喧嘩は寝る前に仲直りせよ；ナナとの戦い；慰めてるの？叱ってるの？ ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紡ぎ猫
2
日本、ハワイ、トンガ、イギリスと様々な背景を持つ娘へ宛てた手紙であり、家族の歴史物語。著者はハワイ生まれの日系三世、その夫はトンガへ移住した日本人の父親とイギリス人の母親を持つ。その二人が日本で出会い、シャーリーが生まれた。その、それぞれの家族の軌跡をたどる。どちらの家族も素敵だなと思った。昔行ったことのあるハワイのパラダイス・コーブは、この著者の家族が経営してたとは。育児書も出している著者らしく、娘に言い聞かせていると言う「どっちいいですか？」という言葉が心に残った。2013/04/30
