内容説明
京都フランス歌曲協会は、1991年10月10日京都バロックザールで第一回コンサートを行い、2001年末までに計43回のコンサート活動を行ってきた。この10年間のコンサートで演奏したフランス歌曲はのべ約800曲、重複を除いて約250曲を数える。本書には、その中から特に評価の高い作品85曲を収録した。その他に、7名の会員によるエッセイを収録した。
目次
フランス歌曲と詩人たち
フランス歌曲における詩と音楽の関係
フランス歌曲の演奏について
フォーレの歌曲と詩人たち
ドビュッシーの歌曲『ビリチスの歌』
詩の意味から曲のイマージュへ―ルナール作詞ラヴェル作曲『博物誌』
フランス歌曲の小径
著者等紹介
山田兼士[ヤマダケンジ]
関西学院大学卒。日本フランス語フランス文学会、近代文学会、日本文学協会会員。現在、大阪芸術大学助教授(フランス文学・詩論)、大阪文学学校講師
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