目次
第1章 赤ちゃんの能力アップは漢字から
第2章 漢字はゼロ歳から覚えられる!
第3章 教える漢字は1日1字!
第4章 「漢字を教えない」のが漢字教育の基本
第5章 お父さんとお母さんのための漢字の常識
第6章 入学前にマスターできる「小学校で習う漢字1006字」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
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5
読み終わったいま大きな感慨に包まれている。といえば大げさかもしれないが、石井先生の漢字教育法は実証に裏打ちされた理論と科学を使った方法だ。斎藤孝先生や藤原正彦先生など識者は教育の根幹は国語力をつけることだと常々おっしゃっている。では具体的にどう取り組めば国語力ひいては全般の学習能力が高まるのか。その答えは漢字の力を伸ばすことだと石井先生は説く。また<真の知識は、言葉、つまり読書によって蓄積されると信じています>と述べられる。それには脳の働きがもっとも発達する3歳までに漢字を学習することが効果的だという。2013/01/09
志
2
漢字の指導と言えば石井式か下村式と教わったことがあるぐらい有名な方の本です。「幼児にとって漢字よりかなの方が難しい」「『鳩・鳥・九・く』の中なら鳩が一番分かりやすい。分かりにくいのは『く』」目から鱗です。(石井先生は漢字を書くことより読んで意味を理解することを重視しています。)そんなに画数が多い字を?と思ってしまいますが、『薔薇』や『林檎』は書けないけれど確かに覚えてしまいます。ただ石井さんは、タイトルに反して0歳から勧めているわけではありませんでした。うーん、絵本の字を漢字に直したくなってしまいます…。2014/10/17