出版社内容情報
女たちは家庭のなかでつねに手を動かしてきた。妻として、母として、あるいは社会を支えるために。手芸は女性に与えられた役割だった一方で、母と娘の縦のつながり、教室やメディアをとおした横のつながりを育み、居場所をつくり、女性たちを支える側面ももっている。誰かに捧げる手芸の時代から自分のための手芸の時代へ--。連綿と続く女たちのものづくりの歴史をひもとき、手芸がもつエンパワメントの力を問い直す。
「これは針を持つ私たちへのエールだ!」
神尾茉利(刺繍作家・美術家)
「手芸は手のひらからはじまる冒険であり、革命。
この本はそう確信させてくれる。」
松田青子(小説家)
【目次】
0.手芸とジェンダー 好きなのに好きと言えない
1.手芸に与えられてきた役割
2.「手芸家」たちの昭和
3.誰かに捧げる手芸/私のための手芸
4.「お母様方へ」――愛情と手芸
5.横のつながり 一緒に手芸をしよう
6.縦のつながり 受け継がれる手芸
7.ケアと手芸――周縁化された人たちの手
おわりに



