出版社内容情報
コロナ禍、東京五輪、漂流する政治、低迷する経済、そして分断を深める国際社会――。
安倍政権以後の日本は、なぜこれほどまでに息苦しく、先の見えない社会になってしまったのか。
本書は、金融・経済報道の最前線で長年時代を見つめてきた著者による、鋭利で骨太な時評集です。コロナ対応と東京五輪をめぐる混乱、岸田政権以後の迷走、円安と金融緩和がもたらした経済の歪み、さらにトランプ復帰やウクライナ侵攻後の世界情勢まで、日々のニュースの背後にある本質を、世間の空気に迎合することなく読み解きます。
各章では、「コロナ禍と東京五輪」「漂流する政治」「低迷続ける経済」「分断される国際社会」「徒然に」の五部構成で、現代日本と世界の諸相を多面的に考察。さらに付論「日本経済――デフレの亡霊に怯えた30年」では、日本がなぜ貧しくなったのか、その構造的要因と今後の課題を掘り下げます。
《目次》
はじめに
第1部 コロナ禍と東京五輪
第2部 漂流する政治
第3部 低迷続ける経済
第4部 分断される国際社会
第5部 徒然に
《付論》 日本経済~デフレの亡霊に怯えた30年
あとがき
【目次】
はじめに
第1部 コロナ禍と東京五輪
有事の時にはどうしたらよいか?/なんで解除を急ぐのか/安倍さんは何をしているの?/統治責任を放棄した? 菅政権/コロナ対策・頑張っている人を敵視する愚かさ/コロナ対策と東京五輪/拙速? 緊急事態宣言の解除/それでもオリンピックをやりますか?/東京五輪 無観客にする勇気がありますか/ロックダウンを考えませんか?/大量離職の波紋
■《間奏曲》コロナと東京五輪
第2部 漂流する政治
強権政治よさようなら/見当違いの第1弾/岸田新政権は具体的政策の提示を/対立軸を失った政治?/迷走する子育て世帯への給付金/参院選で考えたこと/ピント外れの経済運営/浮き足だった岸田政権/少子化対策の違和感/混迷深まるマイナンバー問題/「また経済対策」「またばらまき」ですか?/裏金スキャンダルで岸田政権は死に体/政治不信を増幅した岸田政権/「辞めさせたい」「辞めない」の攻防/石破新政権の課題/総選挙を見て/打ち出の小槌はありません/進む政治の液状化/石破退陣で自民党は活路を見いだせるか/民意を逆撫でする自民党・高市総裁/高市新総理誕生と政治の右傾化/高市新総理の経済政策に懸念/空回りに終わった国会/自民300議席の驚きと恐怖
■《間奏曲》歴代内閣の歩み
第3部 低迷続ける経済
何で円安に鈍感なのですか?/円安はたいしたことが無いですか/本当に異常な金融緩和をやめられませんか/さようなら社会主義国日本/日銀新総裁に期待するもの/春闘、暖かい風は吹いたけれど/金融政策の正常化に動き出した日銀/株価は高値を更新したけれど/日銀やっと金融政策正常化へ/円安を放置して良いのですか?/株価暴落が意味するもの/株式市場は浮かれすぎ?
第4部 分断される国際社会
トランプ支持の大きさが示すもの/ウクライナ侵攻で考えたこと/米国の若者救済策/アメリカの憂鬱/欧州政治大動乱の意味/トランプ復帰で世界は再び混迷か/トランプに振り回される世界/感謝しろという論理/不幸な貿易戦争に突入?/関税ショックでアメリカは孤立化/ならず者アメリカに振り回される世界/迷走し孤立化するアメリカ
■《間奏曲》分断進む世界
第5部 徒然に
おかしくないですかNHKさん/お馬鹿さんの教訓/能登半島地震で思うこと/小澤征爾さんの事/日本被団協にノーベル平和賞/「年賀状」の効用/追い出さ
れた大横綱白鵬/バブルの被害者に改めて追悼/信仰の厚さ
《付論》 日本経済~デフレの亡霊に怯えた30年
第1節 貧しくなった日本
第2節 何でじり貧になったのか
[1] 企業の責任
[2] デフレ悪者説の落とし穴
[3] 政府日銀の責任
第3節 これからどうする
あとがき
内容説明
安倍政権から高市政権まで。この国は、なぜ道を誤ったのか。
目次
第1部 コロナ禍と東京五輪
第2部 漂流する政治
第3部 低迷続ける経済
第4部 分断される国際社会
第5部 徒然に
《付論》日本経済~デフレの亡霊に怯えた30年
著者等紹介
山田伸二[ヤマダシンジ]
1949年生まれ。73年一橋大学社会学部卒業、同年NHKに記者として入社。金沢局、大阪局を経て経済部記者、解説委員・解説主幹、2014年に退職。この間、米コロンビア大学客員研究員、東京マーケット情報キャスター。一橋大学商学部非常勤講師、明治大学政経学部特任教授などを歴任、2013年より東北公益文科大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



