専門家なしでやってみよう!オープンダイアローグ―安全な対話のための実践ガイド

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専門家なしでやってみよう!オープンダイアローグ―安全な対話のための実践ガイド

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  • サイズ B6判/ページ数 284p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794980274
  • NDC分類 493.72
  • Cコード C0011

出版社内容情報

議論も説得も助言もしない。
ただ聞き、ただ話す──
安全な対話が、人生をやわらげる。
メンタルケアの新しいかたち。

ただ繰り返し対話する、それだけで高い効果をもたらすとして精神医療やメンタルケアの世界で注目される〈オープンダイアローグ〉。この手法、病気や困りごとを抱えた当事者だけで安全に行えることをご存じですか? 本書は、全員素人かつ病気/障害持ちの物書き4人がオンラインで行った対話をもとに作成した、オープンダイアローグを自分たちではじめるためのガイドブックです。これまで話せなかったことを話せる場の力、問題を解決しなくても救いが訪れる驚き──こころのケアの新しい可能性をひらくオープンダイアローグの世界へようこそ。実施にあたり精神科医・斎藤環氏と交わしたQ&A、オープンダイアローグ・ネットワーク・ジャパンによるガイドライン(抜粋)も収録。

「あまりにも濃い「当事者」たちによる、濃密で感動的な対話。4人のポリフォニーに何度も驚かされる。あなた方に支持されることは、どんなエビデンスよりも私を勇気づける。オープンダイアローグを続けていこう」──斎藤環(精神科医)

装画:武者小路晶子、ブックデザイン:髙井愛


【目次】

はじめに やってみる!?
斎藤環さんに聞いてみた オープンダイアローグQ&A

第1章 紹介
「胡散臭く」なかったオープンダイアローグ(鈴木大介)

第2章 実践 オープンダイアローグ1 日々の困りごと
「嫌なことがあると、ずっとそのことを考えてしまう」(石田月美)

第3章 実践 オープンダイアローグ2 人生の困りごと
「兄のケアを負わせた母への捻れた思い」(樋?口直美)

第4章 総論 オープンダイアローグを終えて
危険な会話から安全な対話へ(頭木弘樹)

おわりに
一致しなくてもわかり合える

付録 『オープンダイアローグ対話実践のガイドライン 第1版』(オープンダイアローグ・ネットワーク・ジャパン/ODNJP)抜粋

内容説明

安全な対話が、人生をやわらげる。ただ繰り返し対話する、それだけで高い効果をもたらすとして注目される〈オープンダイアローグ〉。この手法、病気や困りごとを抱えた当事者だけで安全に行えることをご存じですか?本書は、全員素人かつ病気/障害持ちの物書き4人がオンラインで行った対話をもとに作成した、悩める者の悩める者による悩める者のためのガイドブックです。これまで話せなかったことを話せる場の力、問題を解決しなくても救いが訪れる驚き―こころのケアの新しい可能性をひらくオープンダイアローグの世界へようこそ。実施にあたり精神科医・斎藤環氏と交わしたQ&A、オープンダイアローグ・ネットワーク・ジャパンによるガイドライン(抜粋)も収録。

目次

はじめに 斎藤環さんに聞いてみたオープンダイアローグQ&A
第1章 紹介 「胡散臭く」なかったオープンダイアローグ(鈴木大介)
第2章 実践 オープンダイアローグ1(日々の困りごと) 「嫌なことがあると、ずっとそのことを考えてしまう」(石田月美)
第3章 実践 オープンダイアローグ2(人生の困りごと) 「兄のケアを負わせた母への捻れた思い」(樋口直美)
第4章 総論 オープンダイアローグを終えて 危険な会話から安全な対話へ(頭木弘樹)
おわりに 一致しなくてもわかり合える
付録 『オープンダイアローグ対話実践のガイドライン 第1版』抜粋

著者等紹介

石田月美[イシダツキミ]
1983年生まれ、東京育ち。物書き。高校を中退して家出少女として暮らし、高卒認定資格を得て大学に入学するも、中退。2020年、自身の婚活経験とhowtoを綴った『ウツ婚!!―死にたい私が生き延びるための婚活』(晶文社)で文筆デビュー。本書は23年に漫画化(講談社)。様々な精神疾患を抱えたまま、婚活し結婚、不妊治療を経て2児の母。エッセイを中心に寄稿記事多数

頭木弘樹[カシラギヒロキ]
文学紹介者。20歳で難病(潰瘍性大腸炎)になり、13年間の闘病生活を送る。カフカの言葉が救いとなった経験から『絶望名人カフカの人生論』(新潮文庫)を編訳。以後さまざまなジャンルの本を執筆している

鈴木大介[スズキダイスケ]
文筆業・ルポライター。1973年千葉県生まれ。子どもや女性、若者の貧困問題をテーマにした取材活動をし『最貧困女子』(幻冬舎新書)などを代表作とするルポライターだったが、2015年に脳梗塞を発症して高次脳機能障害当事者に。2020年、援助職向けに書き下ろした『「脳コワ」さん支援ガイド』(医学書院・シリーズケアをひらく)にて日本医学ジャーナリスト協会賞大賞受賞

樋口直美[ヒグチナオミ]
文筆家・レビー小体病当事者。1962年生まれ。50歳でレビー小体型認知症と診断され、多様な脳機能障害、幻覚、自律神経症状などがあるが思考力は保たれている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

おたま

55
斎藤環『まんが やってみたくなるオープンダイアローグ』を読んだことがある。その時にも「オープンダイアローグ」は治療の場面だけではなく、日常生活での対話にも応用できるのではないかと感じた。この本ではまさに、「専門家なしでやってみよう」と謳ってあるように、4人の専門外の方たちが、実際にオープンダイアローグの方法を用いながら対話した場面と、それに際して感じたこと、注意した方がよいこと等が書かれている。オープンダイアローグは「安心して対話する」方法の集積のように思う。その核心部分を心得て応用してみたい。2026/02/07

必殺!パート仕事人

3
専門家がいない方が、上下関係ができずにうまくいくのでは?だそうです。「こんなODはいやだ」のコラムもあり。『否定しない、アドバイスをしない』から外れたらどうするんだろう?『終わったあと雑談をせずに解散』も難しいかも。ファシリテーターに”仕切られない”ためにはファシリテータが何もできない方がいいとか。この前の市民参加の図書館作りワークショップとは真逆だ。ODを全ての会議に取り入れるなら、ワークショップにも使えそうだけれど。「読書会では、他の人の感想や解釈を否定しないのがもともと当然のルール…」だと。2026/03/31

ぐみ

3
オープンダイアローグ、率直にいいなと思った。学校カウンセリングにおいて効果的にODを活用した論文も読み、対面カウンセリング以上の可能性を感じる。「本人のことは本人のいるところで決める」「答えのない不確かさに耐える」というグラウンドルール。「ハーモニーよりポリフォニー」「アドバイスしない」というルールがかえって対話をひらくというのも面白い。一方このルールを守れるメンバー、逸脱しそうになったときに軌道修正できるメンバーを集めることが最大の難関だと感じた。今後も勉強したい分野の一つ。2026/01/21

あまみ

2
みんなで話しましょうという場では声の大きい人や挙手に迷いがない人ばかりに発言権が回って、対話の場として機能しないことも多い。そんな場が私もとても苦手。鈴木さんは高次脳機能障害を負い「言いたいことを言えないままに言葉を封じ込められる」ようなコミュニケーションの失敗を日々重ねたことで、高圧的な対話がとても苦手になったとあり深く共感。「どうも口下手でうまく自分の気持ちをしゃべれないという人も、その原因は自分にあるのではなく、会話のルールのほうにあるのかもしれない。2026/05/13

シモキタ

2
荒削りな本だったけど、他の人達の実践を覗き見できて面白かった。自分も最初は「オープンダイアローグ?またカタカナ語ですか。怪しいですね」って感じだったけど、少しずつその効果や意義を知ることができてる気がする。そこまでガッツリとはやってないけど。 終盤に「家族出てきたらいいけど、オープンダイアローグのルールを守れる家族はそもそも最初から大丈夫な家族では?」みたいな話に何度も頷く。対話って難しいね。2026/02/12

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