ムササビに会いたい!

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  • サイズ A5判/ページ数 151p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784794976093
  • NDC分類 489.47
  • Cコード C0045

内容説明

夜空を舞うその姿は、まるで空飛ぶ座布団!豪快な滑空、ドングリまなこ、なんとも不思議で魅力的なムササビは、人里近くに棲む身近な動物。たとえば、東京の高尾山。ここで、ムササビに会うことができる。都立高校の「ムササビ先生」がムササビの秘密を語る。

目次

1 ムササビの秘密―生態(ムササビの仲間;ムササビの体の特徴 ほか)
2 ムササビの棲む森―棲息環境(ムササビは里山の動物;ムササビの棲む森 ほか)
3 ムササビに会いたい!―観察方法(ムササビを観察しよう;ムササビを記録する ほか)
4 ムササビを調べる・守る―調査と保護(ムササビの行動範囲;ムササビは、いま… ほか)

著者等紹介

岡崎弘幸[オカザキヒロユキ]
1958年東京生まれ。’80年筑波大学生物学類卒業。’99年東京学芸大学大学院教育研究科修了。現在、都立久留米高校勤務。専科は理科(生物)。大学時代より自然観察グループ「ムササビ会」を結成、高尾山や関東地方を中心にムササビの観察を始める。高尾山へ夜間通ったのは500晩を超える。現在の研究テーマはムササビの分布と環境要因との関係。高校生たちとムササビや野生動物の調査で山に入ることが多く、生徒たちからは「ムササビ先生」と呼ばれている。’03年東京新聞教育賞受賞。NHK高校講座生物講師。日本哺乳類学会会員。リス・ムササビネットワーク会員。東京都東久留米市在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yamakujira

6
都立高校の先生が調査した東京都のムササビの記録。調査のために徹夜するなんて翌日の授業が心配になる。でも、こんなライフワークをもった先生の姿を見せることは教育的にも有用だと思う。生徒が「ムササビ先生」と呼ぶのは、揶揄じゃなくて慕われてるんだと信じたい。東京都下のムササビ生息域を示す分布最前線は興味深いけれど、本書では最新情報が2003年だから、10年以上経った現在、ムササビの分布前線はさらに後退しているのだろうか。それでも高尾山やあきる野や青梅では、今でもムササビに会えるから嬉しいね。 (★★★☆☆)2017/11/12

コユキ キミ

0
昔の家のそばの都立高校の先生が書いた本です。親近感が・・・。丹念な調査に基づく詳細な記録です。「空飛ぶさぶとん!尻尾付き」という表現が面白かったです。何年もかけた記録をまとめたものをこうやって読むことができるのは大変ぜいたくなことだと思いました。2013/07/17

とり

0
なるほど、ムササビは「グルルー」と鳴いたりするんですね。ムササビファン垂涎の一冊!2012/09/18

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