〓、秘密、沈黙。 (新版)

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  • サイズ B6判/ページ数 564p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794974761
  • NDC分類 934
  • Cコード C0398

出版社内容情報

創立65周年記念、アドリエンヌ・リッチ三部作待望の復刊!
教育、仕事、倫理――沈黙を強いられてきた女たちが自分の言葉を語るために。現代アメリカを代表する詩人/フェミニスト批評家の60-70年代論集

女とは何か。女として生きるとはどういうことか。一人の女として、母として、詩人としての自らの経験を深く堀りさげ、母性神話について、異性愛について、女の教育と仕事についてラディカルに問う。そして、男によってつくられてきた歴史や文化のなかで、女の生きかたを解放する視点を明らかにする。つねにフェミニズムの原点にたちもどりつつ、その最前線を歩んできた詩人の論考を紹介。

教えることに私が興味をひかれるのは、たまさかの天才の出現のためであるよりも、言語をもたなかった人びと、言語をもてないほどに利用され虐待されてきた人びとによる、全面的な言語の発見のためなのである。(本文より)

内容説明

女とは何か。女として生きるとはどういうことか。一人の女として、母として、詩人としての自らの経験を深く堀りさげ、母性神話について、異性愛について、女の教育と仕事についてラディカルに問う。そして、男によってつくられてきた歴史や文化のなかで、女の生きかたを解放する視点を明らかにする。つねにフェミニズムの原点にたちもどりつつ、その最前線を歩んできた詩人の論考を紹介。

目次

アン・ブラッドストリートの精神的緊張
わたしたち死者が目ざめるとき
自由入学制大学の言語教育
反フェミニスト女性
生きのびる意志―エリナ・ロス・テイラーの詩
ジェイン・エア―母のない女が出会う誘惑
女像柱―二つのコラム
アン・セクストンの死を悼む
女性中心の大学をめざして
エミリ・ディキンスンの力―家庭のなかのヴェスヴィウス火山
女と名誉―嘘についての覚え書
束縛された母性
私たちの内なるレズビアン
仕事の条件―女性の共通世界
夫の権利と父の権利
私たちが女を愛することの意味
教育をもとめる権利
女の学生と真剣に向き合う
権力と危険
母性―現在の緊急事態と未来への大活躍
文明への不忠誠―フェミニズム、人種主義、ガインフォビア

著者等紹介

リッチ,アドリエンヌ[リッチ,アドリエンヌ] [Rich,Adrienne]
1929‐2012年。ボルティモア生まれ。現代アメリカを代表する詩人、フェミニスト批評家。ハーバード大学ラドクリフ・カレッジ在学中に、詩集『世界の変化』(イエール青年詩人賞受賞)で詩人としてデビュー。60年代初頭以降、母性、セクシュアリティ、人種差別、反ユダヤ主義、戦争などの問題を探求する詩や論考において、個人的なものと政治的なものを結びつけることにこだわった。ルース・リリー賞、全米図書賞、ラナン財団生涯功労賞、マッカーサー・フェローなど受賞多数

大島かおり[オオシマカオリ]
1931‐2018年。東京女子大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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夜間飛行

163
自らの詩への回想、困難な状況に生きた女性詩人への共感、教育と知に向けた思いを綴る。そこには女として感じてきた痛みや怒り、また言葉への解放が不平等を変革するという詩人・教師としての願いがある。著者を突き動かしてきたのは〝内なるレズビアン〟だ。それがなければこれほど強い確信は生まれなかったろう。内なる真実への接近ということ…だがそれはフェミニズムや同性愛に限らない。ジェイン・エアが何を拒み何を受け容れたかについて著者と共に考えることは、多くの気づきをもたらす。文学は人が地に足をつけて生きる指針になり得るのだ。2026/06/18

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