出版社内容情報
建築を見ること、使うことは、誰もが始められることであり、資格は必要ない。
身近な建築をよりよく味わえば、世界が違って見える。
衣食住の中で住としての建築は、生活を豊かにする手段として認知され始めた。そんな建築の新しい味わい方はなんだろうか。一般に建築の鑑賞の第一歩はその歴史を知って、建った時代に思いを馳せることだが、本書は目の前にある建物そのものの味わい方をお伝えする。方法は建築を何かに見立てることである。実は建築家である筆者は見立て=類推を使って建築を設計している。創ることと味わうことは物事の表裏だ。6つの対象に建築を見立てることで建築のもつ多様な側面に光を当てる。
内容説明
建築を見ること、使うことは、誰もが始められることであり、資格は必要ない。身近な建築をよりよく味わえば、世界が違って見えてくる。衣食住の中で住としての建築は、生活を豊かにする手段として認知されている。本書はそんな建築の新しい味わい方を指南する。一般に建築の鑑賞の第一歩はその歴史を知って、建った時代に思いを馳せることだが、本書は目の前にある建物そのものの味わい方をお伝えする。方法は建築を何かに見立てることである。建築家である筆者は見立て=類推を使って建築を設計している。創ることと味わうことは物事の表裏。7つの対象に建築を見立てることで建築のもつ多様な側面に光を当てる。
目次
見る技術としての類推
生活必需品としての衣食(料理のように建築を味わう;服が大きくなると建築になる)
建築の起源としての人と自然(建築と人間の相似;新宿のビル群は峡谷のようだ)
創作としてのアート・音楽(建築とアートの相互関係;建築を見ると音楽が流れる)
バイナリーコードとしての広告(町に溢れる広告と建築)
著者等紹介
坂牛卓[サカウシタク]
1959年東京都生まれ。米カリフォルニア大学ロサンゼルス校大学院修了。東京工業大学大学院修了。博士(工学)。日建設計、信州大学工学部教授を経て、東京理科大学工学部建築学科教授。O.F.D.A.associates主宰。主な作品に「リーテム東京工場」(第4回芦原義信賞)「松ノ木のあるギャラリー」(インターナショナル・アーキテクチャー・アワード2015)「運動と風景」(SD賞2017)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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