犀の教室 Liberal Arts Lab<br> 言いたいことが言えないひとの政治学

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犀の教室 Liberal Arts Lab
言いたいことが言えないひとの政治学

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  • サイズ B6判/ページ数 272p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794974570
  • NDC分類 361.45
  • Cコード C0036

出版社内容情報

「給料上げてと会社に言いたい」
「暴言やめてと老親に言いたい」
「戦争やめろと世界に言いたい」……
じっとガマンするのでも、ガツンと言ってやるのでもない――
人生を自分でつくっていく、大人のための対話術

家庭でも職場でも地域社会でも、ふつうに生活しているだけで、
私たちは他者との不和やトラブルに悩まされる。
言いたいことは溜まるけど、そうそう言えないのが大人の世界……。
主張や発言ができないのなら、黙って我慢するしかないのか。
そんなわけない、と政治学者の著者は断じる。
ほどよく交渉したり、提案したり、説得したり……
ふだんづかいの対話術を、政治学の知恵をつかって考えていく。
個人・集団・社会にたいして、自分の思いを届ける技法と
マインドをユーモアたっぷりに惜しみなく提案する一書。

「いろいろな人間がいるこの世界で心の異音が大きくなった時、「言う/言えない」の二つに一つの選択肢しかないということはやはりないのだ、ということです。「言う」と「言わない」の間には、広大なエリアがある……そのことをみなさんは知らない、いや「忘れている」のです」(本書より)

内容説明

家庭でも職場でも地域社会でも、ふつうに生活しているだけで、私たちは他者との不和やトラブルに悩まされる。言いたいことは溜まるけど、そうそう言えないのが大人の世界…。主張や発言ができないのなら、黙って我慢するしかないのか。そんなわけない、と政治学者の著者は断じる。ほどよく交渉したり、提案したり、説得したり…ふだんづかいの対話術を、政治学の知恵をつかって考えていく。個人・集団・社会にたいして、自分の思いを届ける技法とマインドをユーモアたっぷりに惜しみなく提案する一書。

目次

理論編(「声を上げよう!」と言われても;「言う」ための技法;「やる」ための技法)
実践編(ネトウヨになった父に暴言はやめてと言いたい;「男なら泣くな」と子どもを叱る夫に言いたい;マンション管理組合の長老に「話を聞いて」と言いたい;PTA活動で「ムダな仕事は省こう」と言いたい;会社に給料を上げてほしいと言いたい ほか)

著者等紹介

岡田憲治[オカダケンジ]
政治学者、専修大学法学部教授。1962年東京生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了(政治学博士)。専攻は現代デモクラシー論。広島カープをこよなく愛する2児の父、愛称オカケン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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to boy

20
言いたいことがあっても気まずくなるのを恐れて言葉を飲み込んでしまうってよくあります。相手の機嫌が悪くなるから黙ってるとなんだかストレスが溜る。それで手に取ってみましたが、ちょっと期待したものとは違ったかも。言い方を変える、相手を否定しない、肯定的に意見するなどまっとうな意見を具体例を挙げながらわかりやすく書かれていました。あとがきにノウハウ本ではないと書かれていましたが私にはノウハウ本の一種と受けためられた。2025/01/26

aki

5
『「なかなか言えない人たち」の持っているまだ発揮されていない力を引き出さねば、社会はより良くなっていかない』というのはごもっとも。言える人間は「言えない人たち」がいることに気付いていなかったり、言わせないようにしていたりする。 「言える人」「言えない人」どっちの立場にもなりえるので気を付けたいところ。2025/06/22

百舌鳥隆

3
言いたいことがあるけど、言うと角がたちそうだから黙ってる。人を説得するのは面倒だし。そんな気持ちを抱えながら日々過ごす人は多いだろう。本書のタイトルから、この本を読めば言いたいことが言えるようになるかというと、残念ながらそんな即効性あることが書かれているわけではない。本書の内容をあえて要約すれば、「状況を分析し、相手の立場に立って考え、どうすれば自分の言い分を少しでも通せるか考えること」に尽きるだろう。そんなの当たり前でしょという気もするが、頭のいい政治学者に言ってもらうと改めて納得する、そんな本。2025/02/19

しゅんぺい(笑)

2
狙いは素敵やけど、読み下しきれへんかった。これは自分の足りなさ。言うと言わないの間に、広大な選択肢が広がってるっていうのは心から共感するし、そこを追求していきたいのよ!と思う。時々言語化能力がすごい文章があって、目を見張った。また読みたいなと思う。2025/02/23

1
やり方や問いが整理された本なのだが、うたいあげる箇所が印象に残る。あらゆる技法や作戦の根本には…(中略)…暮らしの技法を成熟させていく目的として、「愛すべき隣人たちから最良のものを引き出すこと」という立脚点があるということ――ほんとうにそうだよな〜。仕事でイライラするのやめようと思える。ちょっとだけ。2025/03/17

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