出版社内容情報
「給料上げてと会社に言いたい」
「暴言やめてと老親に言いたい」
「戦争やめろと世界に言いたい」……
じっとガマンするのでも、ガツンと言ってやるのでもない――
人生を自分でつくっていく、大人のための対話術
家庭でも職場でも地域社会でも、ふつうに生活しているだけで、
私たちは他者との不和やトラブルに悩まされる。
言いたいことは溜まるけど、そうそう言えないのが大人の世界……。
主張や発言ができないのなら、黙って我慢するしかないのか。
そんなわけない、と政治学者の著者は断じる。
ほどよく交渉したり、提案したり、説得したり……
ふだんづかいの対話術を、政治学の知恵をつかって考えていく。
個人・集団・社会にたいして、自分の思いを届ける技法と
マインドをユーモアたっぷりに惜しみなく提案する一書。
「いろいろな人間がいるこの世界で心の異音が大きくなった時、「言う/言えない」の二つに一つの選択肢しかないということはやはりないのだ、ということです。「言う」と「言わない」の間には、広大なエリアがある……そのことをみなさんは知らない、いや「忘れている」のです」(本書より)
内容説明
家庭でも職場でも地域社会でも、ふつうに生活しているだけで、私たちは他者との不和やトラブルに悩まされる。言いたいことは溜まるけど、そうそう言えないのが大人の世界…。主張や発言ができないのなら、黙って我慢するしかないのか。そんなわけない、と政治学者の著者は断じる。ほどよく交渉したり、提案したり、説得したり…ふだんづかいの対話術を、政治学の知恵をつかって考えていく。個人・集団・社会にたいして、自分の思いを届ける技法とマインドをユーモアたっぷりに惜しみなく提案する一書。
目次
理論編(「声を上げよう!」と言われても;「言う」ための技法;「やる」ための技法)
実践編(ネトウヨになった父に暴言はやめてと言いたい;「男なら泣くな」と子どもを叱る夫に言いたい;マンション管理組合の長老に「話を聞いて」と言いたい;PTA活動で「ムダな仕事は省こう」と言いたい;会社に給料を上げてほしいと言いたい ほか)
著者等紹介
岡田憲治[オカダケンジ]
政治学者、専修大学法学部教授。1962年東京生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了(政治学博士)。専攻は現代デモクラシー論。広島カープをこよなく愛する2児の父、愛称オカケン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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to boy
aki
百舌鳥隆
しゅんぺい(笑)
笹