テヘランのすてきな女

個数:
電子版価格
¥1,980
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

テヘランのすてきな女

  • 金井 真紀【文と絵】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 晶文社(2024/06発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 36pt
  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月02日 05時35分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B40判/ページ数 320p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784794974266
  • NDC分類 367.226
  • Cコード C0095

出版社内容情報

謎めいた国・イランで、女たちの人生を拾い集めた

女は髪を出してはいけない、肌を見せてはいけない。詩を愛するが、酒はない。謎めいたイスラム教国家に生きる女性たちに、文筆家・イラストレーターの金井真紀が会いに行く。公衆浴場、美容院、はては女子相撲部まで、男子禁制スポットにどかどか潜入!

スカーフのかぶり方を監視する風紀警察、国と闘う弁護士、男のフリをしてサッカーをしていた人、移民の子どもに勉強を教える人、命がけの性的マイノリティetc...。ベストセラー『パリのすてきなおじさん』の著者が、テヘランに生きる女たちと、とことんおしゃべり。

世界はいつも想像の何倍も込み入っている。(本書より) 

きっとにんげんが好きになるインタビュー&スケッチ集。

内容説明

一度読んだら忘れられない、謎めいた街で拾いあつめた物語。

目次

1 たたかう女(ベリーショートの通訳;チャドルをやめた主婦;正義のために走り続ける弁護士;風紀警察と街で見かけた女たち)
2 はたらく女(コンピュータエンジニア;細密画の絵師;タイル作家;物語を書く姉妹;美容整形会社勤務;百戦錬磨の看護師)
3 スポーツする女(公園でエクササイズをしていた人たち;ドラゴンボートの選手;女子サッカーU17代表監督で社会学者;かつて“ラシュトの鷹”と呼ばれた女子代表監督;女子相撲の選手たち)
4 居場所をさがす女たち(日本に留学したトランスジェンダーの大学生;「アデル、ブルーは熱い色」を見たレズビアンの大学生;反スカーフデモに参加したバイセクシャルの大学生;キリスト教会で会った人;ピクルスをつくるアフガニスタン移民;寺子屋の校長先生)
5 みてきた女(トルコにしょっちゅう行く人;パラリンピック委員会の人;敬虔なイスラム教徒)

著者等紹介

金井真紀[カナイマキ]
1974年、千葉県生まれ。文筆家・イラストレーター。難民・移民フェス実行委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

azukinako

56
私はまったく何も知らないに等しかった。2年前の「反スカーフデモ」から気になりだしてはいたけれど、普通の女性たちの生活、家族、仕事、彼女たちがどんなことを考え、何ををしているのか、面白くて一気読みだった。私の想像などは軽く飛び越え、固定観念もあっという間に覆すパワーがあった。金井さんの語り口とイラストはとってもソフトなんだけど。そのくらい私にはインパクトあった。「やりたいことは我慢しない。失敗してもいいから試してみる。幸せになるために他人をまたない…そうしているうちに自分が好きになりました」この言葉が好き。2024/08/12

はやたろう

49
イランの首都テヘランの女性たちの取材記。宗教とか国策のせいで生きにくいだろうが、その中で逞しく生きる女子たちが素晴らしい。例のごとく、こうしたもの読むと行きたくなる。2024/08/28

kawa

42
イスラム教の厳しい戒律と過酷な男女差別の中で暮らすイラン女性のたくましくもすてきに生きる姿を、現地取材インタビューと印象的なイラストで綴る秀作。国柄イメージと庶民の姿落差ありの当然事に改めて気付かされる。厳しい環境、心の平安を保つために定期的にトルコ旅行するという話しには思わず(笑と涙)、トルコも少数民族や反体制派には強権的な国、上には上(この場合、下には下か?)ということでしょうか。二人の通訳の方とのやりとりも楽しい。どうでもよいことですが、表紙に描かれる女性、桐野夏子女史に似ているような・・・。2024/10/29

Y2K☮

38
名著。イランに限らずイスラム教国家に対して思うところはある。でも私みたいな無知な部外者は義憤に駆られて異文化の問題点を責めるよりも、得られた学びを身の回りへ落とし込む方が先かもしれない。たとえばリベラルと保守を分断するのではなく、各々の長所を掬い上げて止揚するとか。あるいは攻撃的な原理主義に流されないとか。そもそも世界は昔から一貫して多様な価値観に溢れている。国や社会やメディアがそれらをないことにしていただけ。長年の洗脳を自ら解き、価値観をアップデートする行為は妥協ではない。むしろ人のあるべき姿への回帰。2024/12/30

ゆみのすけ

31
イスラム教の国で戒律が厳しく、隣国と衝突することも頻繁にある国。というのが私のイランに対するイメージ。そこに住む女性の暮らしに興味を持ち本書を手にした。本書はテヘランに住む様々な女性にインタビューしたもの。弁護士、エンジニア、タイル作家、看護師、風紀警察など。特に驚いたのはイランに女子相撲の選手がいること。性的マイノリティーの女性たちの存在。共通しているのはどの女性も何かしらの生きづらさを抱えて生きているが、明るく逞しくとにかくタフ。その力強さに励まされた。本当に読んでよかった。2025/01/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22004862
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品