出版社内容情報
現在のペースだと男女間の賃金格差を解消するためには257年かかる――。
257年待っていられないすべての人へ。お金×ジェンダーの必読書。
もし、自分が一生、男性よりも収入が少ないと知っていたら?
今日、女性であることはそうなる可能性が高いことを意味し、男女の間にはいまだに大きな格差が存在している。
「女性の賃金を低くするのは違法だから賃金差別は存在しない」「賃金格差は教育で解決できる」などの通説を覆しながら、格差が生まれる根本と平等に向けた具体策に迫る。
内容説明
もし、自分が一生、男性よりも収入が少ないと知っていたら?今日、女性であることはそうなる可能性が高いことを意味し、男女の間にはいまだに大きな格差が存在している。「女性の賃金を低くするのは違法だから賃金差別は存在しない」「賃金格差は教育で解決できる」などの通説を覆しながら、格差が生まれる根本と平等に向けた具体策に迫る。
目次
私たちのいまの状況
これまでの道のり
お金に関する思い込み
老後貧困という重大問題
男性が主流の経済学
政府がジェンダーを考慮しない
日々の生活費が少しずつ高い
「女性の問題」
ジェンダーに基づく住宅危機
ただ働きのケアワーカー
リプロダクティブ・ライツ
賃金格差
美の基準と社会の期待
セルフケアとしてのお金
投資について語ろう
著者等紹介
ウィリアムズ,アナベル[ウィリアムズ,アナベル] [Williams,Annabelle]
投資、経済、消費者問題を専門とするジャーナリスト、編集者。タイムズ紙でコラムニストとして活躍したのち、テレビ、ラジオ、パネルディスカッションに出演するなど、さまざまな活動を通して男女間の金融格差に対する事実を広めている。本書が初の著作
田中恵理香[タナカエリカ]
東京外国語大学英米語学科卒、ロンドン大学ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。