男はなぜ孤独死するのか―男たちの成功の代償

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男はなぜ孤独死するのか―男たちの成功の代償

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  • サイズ B6判/ページ数 336p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794974198
  • NDC分類 367
  • Cコード C0011

出版社内容情報

必死に働いて生きてきたのに、
気がつくとまわりには誰もいなかった……。
そんな事態になりたくない人は、
手にとってみてください。
すべての悩める男性必読。

男性は女性に比べて自殺する率が高い。その一つの要因に、男性が孤独になりやすい性質を持つことがあげられる。では、なぜ男性は孤独に陥るのか? 男性が孤独による死のリスクから逃れるにはどうすればよいのか? 自分の父親を自殺で亡くした経験を持ち、自殺問題についての第一人者が、豊富な臨床データと心理学のエビデンスに基づき、孤独死を避けるための具体的な処方箋を提示する実用書。

孤独を引き起こす3つの要因を自覚せよ!
1.男は対人スキルを学習しないまま大人になる
2.男は自立を重んじプライドが高く、人の手を借りるのが苦手
3.男は家族や友人よりも仕事、地位、お金を優先する
→ゆえに孤独死する確率が高くなる。
本書の解決策をいまから実践してみてください!

内容説明

男性は女性に比べて自殺する率が高い。その一つの要因に、男性が孤独になりやすい性質を持つことがあげられる。では、なぜ男性は孤独に陥るのか?男性が孤独による死のリスクから逃れるにはどうすればよいのか?自分の父親を自殺で亡くした経験を持ち、自殺問題についての第一人者が、豊富な臨床データと心理学のエビデンスに基づき、孤独死を避けるための具体的な処方箋を提示する実用書。すべての悩める男性必読。

目次

第1部 問題点(孤独な性―孤独は、すべてを手にしていることから始まる)
第2部 原因と結果(原因―甘やかされること;原因―自治の自由を踏みにじるな 独立の危機 ほか)
第3部 解決策(解決策―自然を愛し、健康を取り戻す;解決策―他者とつながる現実的な方法)
第4部 結論(性差別、普遍性について、そして未来)

著者等紹介

ジョイナー,トーマス[ジョイナー,トーマス] [Joiner,Thomas]
フロリダ州立大学ロバート・O・ロートン特別教授賞を受賞した同校の心理学教授。メンズヘルスのエキスパート。『メンズ・ヘルス』誌の顧問であり、米国防総省が資金を提供した、軍隊での自殺率を下げる方法に関する7000万ドルのプロジェクト「軍人の自殺に関する研究コンソーシアム」の主任研究員を務めた。グッゲンハイム財団およびロックフェラー財団からフェローシップを受け、ウォール・ストリート・ジャーナル、ナショナル・パブリック・ラジオ(NPR)、ドクター・フィルを含むラジオ、出版、テレビなどのメディアに多数出演

宮家あゆみ[ミヤケアユミ]
ニューヨーク在住。ライター・翻訳者・編集者。神奈川県鎌倉市出身。ニューヨーク大学大学院卒。アメリカ文学専門誌『アメリカン・ブックジャム』の取材、執筆、編集ほか出版業務全般に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケディーボーイ

41
男性が「孤独な性」になりやすい原因とその解決法を示した本。 男性の孤独の原因は①甘やかされること(友情を保つ努力など不要、友情は自然に生まれ、勝手に続く)②自立性の過度な重視(俺の邪魔をするな)③地位やお金への過剰な執着(それらは孤独を癒す代替物にはなりうるが、友情そのものではない)とされる。 解決法の具体例は1日1回誰かに電話をかける、様々なコミュニティに参加する等。 男性の孤独についての考察やその弊害の実証は示唆に富むが、解決策が当たり前過ぎて物足りない。解決策はシンプルにという著者の主張通りだけど。2024/09/29

練りようかん

23
成功という結果のせいで陥る孤独。金や家族の有無に関わらず世界的に孤独による自殺は男性の方が多いことが驚き。次第に孤独な性になる要因を探る内容で、特に腑に落ちたのは思春期。口数が少なくとも相手に対応してもらえ、女子と会話量の違いは歴然、この時期のナルシスティックな学びが対人スキルを下げ、20代30代の努力して維持する必要のある友人関係の移行につまづく。孤独リスクに気づかぬまま20年とあり怖い、結構当てはまる人多そうだと思った。親・妻・部下によるケアに依存し働きかけをやめた時、1番危ない。非常に興味深かった。2024/10/13

くさてる

22
自らの父親を自殺で亡くした自殺問題に関する研究者である著者が、男性と孤独の問題について分析した一冊。「甘やかされること」「自立性の過度な重視」「孤独だが気に留めない」「頂上の孤独」といったいくつかの切り口から浮かび上がってくる現状は、日本の男性にも当てはまる部分は多いのでは。もっとも、この視点が当てはまらない男性も、あてはまる女性もいるような気もするので、孤独全般に興味がある人なら、性差にこだわらず読んでみてもいいのでは。2024/08/22

katoyann

21
臨床心理士であり、心理学者として大学で教鞭をとっている著者が、心理学の観点から男性の孤独のリスクについて分析した本。男性は、概して自立を求める傾向が強いが、年齢を重ねるにつれて、友人を維持したり、新たに作ったりするためのコミュニケーションを怠る癖があるために孤立して、精神を病みやすくなるという。著者自身の父も自殺で亡くなったというエピソードを紹介しながら、経済的成功を求めさえすれば良いという価値観に染まり、他人に対する共感のこもったコミュニケーションを捨てる男性が友達を失いやすく、危険だとする。好著。2025/07/15

あつお

12
成功を追い求める男性が、知らず知らずのうちに人間関係を犠牲にし、孤独に陥る構造を鋭く描いた一冊です。読んでいて、「男らしさ」の裏に潜む危うさに胸が苦しくなりました。自立や強さを重視するあまり、助けを求めることができず、深い孤立へと追い込まれてしまう。その結果、身体も心も蝕まれていくという現実に、ぞっとさせられます。でも著者は、孤独は変えられるとも語ります。心と体を整え、意識的に人とつながる「訓練」を重ねることが大切。私自身、対人関係を後回しにしがちなので、人とつながることの大切さをあらためて実感しました。2025/05/29

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