波打ちぎわの物を探しに

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波打ちぎわの物を探しに

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794974020
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

気づけばいま、雑貨界が物の世界を逆に覆いかくしつつある。
ほとんどの物が、いつ雑貨屋に連れていってもはずかしくないすがた、かたち、ふるまいを身につけてしまっていて、むしろ雑貨化していない物こそがマイノリティになっているのだ。だとしたらマジョリティとしての雑貨は、もう「雑」という字を捨てて、ふつうに「物」と呼んだらいいじゃないか──本書より

物の売買を巡る状況は刻々と変化している。いままさに波にさらわれんとする物の価値をひとつずつひろいあげる珠玉のエッセイ集。本、アート、工芸、情報、音楽、おしゃれ、サブカル、聖と俗……、ゆらぎ続ける世界のはざまで生きのびる方法をケレン味のない筆致で綴る。

内容説明

東京西荻で18年間続く雑貨屋「FALL」の店主によるエッセイ集。物の売買を巡る状況は刻々と変化している。いままさに波にさらわれんとする物の価値を、ひとつずつひろいあげる珠玉のテクスト。本、アート、工芸、情報、音楽、おしゃれ、サブカル、聖と俗…、ゆらぎ続ける世界のはざまで生きのびる方法を優れた筆致で綴る。

目次

雑貨屋プレイ
境界
汚部屋はどこへ消えた?
部屋とメディアと私
インターネットの波打ちぎわで
マイミュージック
フランク・ザッパと本屋の石
本はすべてか
本を読むひとたち
本を撮るひとたち
おしゃれな密室の内と外

デザイン、芸術、クリエイティブ
おむかえのあとさき
橋を渡る

著者等紹介

三品輝起[ミシナテルオキ]
1979年京都府生まれ。愛媛県にて育つ。2005年より東京の西荻窪で雑貨店「FALL」を経営(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

阿部義彦

14
西荻窪で雑貨屋『FALL』を経営している三品さんのエッセイ集。「いまも昔も、本の虫たちの数は変わってないのかも知れないが、暇や退屈を凌ぐために、しょうがなく紙の上の活字に目を走らせていた人達は、根こそぎ消えてしまった。」この一文で判るように、ネットの世界が大きなテーマ、だが本に関しても言及され、都築響一の『TOKYO STYLE』、ミランダ・ジュライの『あなたを選んでくれたもの』、松岡正剛『フラジャイル』等は読んでたので凄く共感した。所有する(ネットor現物)とはどんな事か、又記録するとは?その意味とは2024/04/21

kuukazoo

10
前著2冊も読んでいるのだが、何だか今回は響くものが少なく、読みながら何度も寝落ちてしまった...自分はメルカリもインスタもやってないしAmazonも年に2、3回しか使わないし、もう昔ほどものを買わなくなったからだろうか。本だけはどんどん積み上がっていくけど。都築響一の写真集『トウキョウ・スタイル』は持っているが、何であんなでかい本を買ったのだろうn10年前の自分。最初のお店屋さんプレイの話は面白かった。2025/02/08

あきひと

4
西荻窪で雑貨屋を営む著者のエッセイ。サブスクやメルカリが社会に浸透してモノを所有しなくなってきている。タイトルへの想いは、寄せては返すインターネットの波を見極めるということか。著者の詩的で日記のような文章に、何をどう売っていくのかという心情が強く感じられる。実際、息子ファミリーが普段からメルカリを利用していると聞いて、これは不可逆的な変化なんだと理解するしかないと思った。所有したいモノは、人それぞれにあるけれど、ロングテール化しているだろうし、小売りとしてはターゲットをどこに置くか悩むだろうな。2024/03/18

たなかはん

1
インテリが書いたエッセイという感じがする。単語がとにかくこれでもかと修飾されていて、著者が言っている通り回りくどい。私の頭にはなかなか入ってこなかった。2025/03/10

lyrical_otoca

1
思ったよりもとっつきづらいエッセイ本だった。著者の頭の中で考えたことが思想のレベルまで成熟されないぼやっとした段階で書かれてるので、読むのにカロリーがかかる割にかなりふわふわした文章だな……と思った。2024/07/24

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