砂の国の遠い声

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  • サイズ B6判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794973979
  • NDC分類 912.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「これは耳を澄ますための寓話である」
『ヒネミ』『14歳の国』と並ぶ「静かな劇」の幻の傑作、初上演から約30年の時を経て、遂に書籍化。

時代は現代、場所は砂漠。「砂漠監視隊」7名が砂漠を見つめるだけの日々。他には何も起こらない。しかし、何か起こってしまっては困るので、監視を続けなければならない。そんな中、遠くから聞こえるかすかな声。その声を聞いたものは砂の向こうに姿を消していく。ひとり、またひとり……。
『ヒネミ』『14歳の国』と並ぶ「静かな劇」の代表作、初上演から約30年の時を経て遂に書籍化。いまなお求められている鎮魂のナラティブ。

〈これは耳を澄ますための寓話である。遠い彼方から聞こえる声、聴き落としてしまいそうな、そのかすかな声を聞くために。「忘れられ、闇の中に消えてしまった、『もうひとつの可能性』を、死者と対話しながら蘇らせる」ために。砂漠を監視する者らのただ茫然とした日常と、砂漠が生んだ奇妙な物語だ〉。(1994年初演時のメッセージより)

内容説明

「これは耳を澄ますための寓話である」。『ヒネミ』『14歳の国』と並ぶ「静かな劇」の傑作、初上演から約30年の時を経て、遂に書籍化。

著者等紹介

宮沢章夫[ミヤザワアキオ]
1956年、静岡県生まれ。劇作家・演出家・小説家。劇団「遊園地再生事業団」主宰。放送作家として活動中、シティボーイズ、竹中直人、いとうせいこうらとの演劇ユニット「ラジカル・ガジベリビンバ・システム」の作・演出を担当。その後、遊園地再生事業団を立ち上げ、『ヒネミ』で第三十七回岸田國士戯曲賞を受賞。『時間のかかる読書―横光利一『機械』を巡る素晴らしきぐずぐず』(河出書房新社)で第二十一回伊藤整文学賞を受賞。『サーチエンジン・システムクラッシュ』(文藝春秋)が第百二十二回芥川賞候補、第十三回三島賞候補に選ばれるなど、小説も多数発表。早稲田大学文化構想学部教授として後進の指導にあたった。二〇二二年九月、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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justdon'taskmewhatitwas

3
新刊だが遺作ではなく、30年前に上演された舞台の台本が元らしい。設定は『タタール人の砂漠』に似ているものの、本人自筆年譜によれば、「砂もの」と呼ぶ男性キャストのみの劇は他にも何作かあり、著者の資質や原体験に繋がる"癖"の現れのように思われる。演劇に意識的になるにつれ、「それ(砂もの)とは異なる方法はないか、考え続けて」いたが、「男だけの舞台を書くとき、その筆が生き生きする」とも述べている。2023/12/15

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