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出版社内容情報
カレンの没後 40 年にあたり、リチャード・カーペンター全面監修のもと編集された初の公式ヒストリーブック。
100 時間以上におよぶリチャードへの独占インタビューのほか、リチャードの個人所蔵分などの未公開写真を含む約 150 点の写真、作詞家として曲の大半を共作したジョン・ベティスら関係者による 知られざる貴重な証言を交えながら、その活動の軌跡が初めてリチャードの視点から語られる。 全アルバム&全シングルについての詳細な解説やストーリーも紹介。
日本で、世界で、最も長く愛されるポップデュオの全業績を網羅した「カーペンターズのすべて」決定版。ファン必携の書!
カレンの、すぐに彼女だとわかる、あのあたたかい声は言語の壁を飛び越え、みずみずしいハーモニーと心に残るメロディは世界じゅうの人々を魅了しました。私たちは兄と妹でもあり、精神的な双子でもありました。彼女のボーカルを最も活かすことができるのは、どんな曲なのか、どんなキーやどんなアレンジなのか、私は本能で理解していました。
もう50年以上、カレンと私について数えきれないくらいの言葉が書かれてきました──そしてその多くは単なる邪推だったり、悪意に満ちたものだったりしました。質はともかく、私たちのキャリアをカバーしようと、いろんなドキュメンタリーも作られました。ですが、私たちがどれだけの思いと時間を音楽につぎこんできたのか、そのことをしっかり伝えてくれる作品はほとんどありませんでした。(中略)カーペンターズのキャリアを浮き彫りにする本を作りたい、と言われたことは、私にとって驚きでした。(中略)
私はそんなプロジェクトに身を投じることを決めました。首までどっぷり、でした。
リチャード・カーペンター(「はじめに」より)
内容説明
リチャード・カーペンターによる、初の公式ヒストリー・ブック。カーペンターズ。その曲と業績と生きた時代のすべてを1冊に。リチャード所有の秘蔵写真、初めて明かされる、関係者の胸に迫る証言。カレン・カーペンター没後40年、カーペンターズとともに生きた者たちへ。
目次
1 フロム・ザ・トップ 1952‐1968
2 ヒットが出ることを願おうじゃないか 1969‐1970
3 オレたちナンバー・ワン 1970‐1974
4 オール・オーヴァー・ザ・ワールド
5 新たな地平線 1975‐1977
6 カーペンターズとクリスマス 1977‐1978
7 メイド・イン・アメリカ 1979‐1981
8 カレン・カーペンター 1950‐1983
9 キーパー・オブ・ザ・フレイム 1983‐現在
著者等紹介
カーペンター,リチャード[カーペンター,リチャード] [Carpenter,Richard]
妹のカレンとカーペンターズを結成し、A&Mレコードと契約、アメリカを代表する人気デュオとなった。1974年には来日公演を果たした
レノックス,マイク・シドーニ[レノックス,マイクシドーニ] [Cidoni Lennox,Mike]
エンターテインメント・ジャーナリストとして40年間活動。『ビルボード』や『ヴァラエティ』、ガーネット・ニュース・サーヴィスやAMラジオ局など、さまざまなメディアで多くの記事を発表してきた。現在はAP通信のシニア・エンターテインメント・リポーターとして映像制作や記事を担当。2018年のアルバム『カーペンターズ・ウィズ・ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団』ではユニバーサル・ミュージックのマーケティング&パブリシティ・コンサルタントもつとめた。パートナーのブライアンと、雌の愛犬エミーとともにロサンジェルス郊外で暮らしている
メイ,クリス[メイ,クリス] [May,Chris]
長年のカーペンターズのエキスパートにしてヒストリアン。ネットのA&Mコーナーでは16年間、カーペンターズの人気オンライン・ディスカッション・フォーラムでモデレーターとコントリビューターをつとめている。音楽業界では、ディレクター、アレンジャー、プロデューサー、ラジオ・パーソナリティとして25年以上活動。妻のジョゼルとともに、パーム・スプリングス地区に在住し、現在もコンサルタントや、フリーの音楽ディレクター、アレンジャーとしての仕事を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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