魔法少女はなぜ世界を救えなかったのか?

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魔法少女はなぜ世界を救えなかったのか?

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  • サイズ B6判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794973948
  • NDC分類 367.6
  • Cコード C0036

出版社内容情報

魔法戦士に変身して戦う姿は少女に自信を与えるのか、それともミニスカートにハイヒール姿の性役割を植えつけるのか?
少女文化コンテンツがもつ二面性への問いを発端とし、
ディズニープリンセス、おもちゃ、外遊び、ゲーム、魔法少女アニメ、文学、K-POPアイドルまで、
子どもたちが触れるコンテンツが内包するジレンマ、問題点を洗い出す。

<目次>
はじめに
第1章 ディズニーは、どうやってプリンセスブランドを復活させたのか?
第2章 外は危険、ディズニーから離れないで
第3章 女の子は人形を、男の子はアクションフィギュアを本能的に求めるのか?
第4章 子どもには思う存分遊ばせよ!
第5章 ゲーム業界、どうしようもないと思っていたら間違いでした
第6章 魔法の国からやってきたサリーのパラドックス
第7章 魔法少女アニメが衰退した理由
第8章 セーラームーンはなぜ世界を救えなかったのか?
第9章 魔法少女アニメはおもちゃのカタログ?
第10章 すべての文学は少女から始まった
第11章 私らしくいられない世の中で「児童書」として生き残る
第12章 文学界、少女ヒーローの裏に隠された性差別の陰
第13章 アイドル「パスニ(追っかけ)」、「ファンフィクション(二次創作)」、「ホームマスター(ファンサイトの管理人)」、それぞれの推し活
第14章 白状します、女性アイドルを見るたびに申し訳なくなる理由を
第15章 少女は幻想を満たす存在ではなく、人間です!

内容説明

魔法戦士に変身して戦う姿は少女に自信を与えるのか、それともミニスカートにハイヒール姿の性役割を植えつけるのか?少女文化コンテンツがもつ二面性への問いを発端とし、次世代の子どもたちが大きな夢を見られるよう、その始まりから変遷に至るまで多角的に考察する。

目次

第1章 ディズニーは、どうやってプリンセスブランドを復活させたのか?
第2章 外は危険、ディズニーから離れないで
第3章 女の子は人形を、男の子はアクションフィギュアを本能的に求めるのか?
第4章 子どもには思う存分遊ばせよ!
第5章 ゲーム業界、どうしようもないと思っていたら間違いでした
第6章 魔法の国からやってきたサリーのパラドックス
第7章 魔法少女アニメが衰退した理由
第8章 セーラームーンはなぜ世界を救えなかったのか?
第9章 魔法少女アニメはおもちゃのカタログ?
第10章 すべての文学は少女から始まった
第11章 私らしくいられない世の中で「児童書」として生き残る
第12章 文学界、少女ヒーローの裏に隠された性差別の陰
第13章 アイドル「パスニ(追っかけ)」、「ファンフィクション(二次創作)」、「ホームマスター(ファンサイトの管理人)」、それぞれの推し活
第14章 白状します、女性アイドルを見るたびに申し訳なくなる理由を
第15章 少女は幻想を満たす存在ではなく、人間です!

著者等紹介

ペクソルフィ[ペクソルフィ]
気付けば7年目を迎える編集者。現在までの自分を作り上げ、未来の女児たちを作っていく少女文化に強い関心を持つ。人文学コミュニティ「イウム」が発行するウェブマガジン「CONNECT」の編集員。パク・ポクスンアというペンネームで小説の執筆も行っているほか、「IZE」「ビュー」などにも寄稿している

ホンスミン[ホンスミン]
児童文化・消費文化を専攻する大学院生。埼玉大学にて論文「東映魔法少女アニメーション50年史」を執筆し、修士学位を取得。現在はオーストラリアのシドニー大学にて博士課程を受けている

渡辺麻土香[ワタナベマドカ]
韓日翻訳者。訳書にキム・ヨンソプ『アンコンタクト 非接触の経済学』(小学館)、ハン・ミファ『韓国の「街の本屋」の生存探究』(クオン)、オリガ・グレベンニク『戦争日記:鉛筆1本で描いたウクライナのある家族の日々』(河出書房新社)、ソン・ウォンピョン『威風堂々キツネの尻尾』(永岡書店)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Olive

11
私達と一緒に育ってきたテレビの前の魔法少女たちが、実はどのようなメッセージをメディアからうけとっていたのかについての本。 様々な分野に触れられており、思いつくまま「あっ、これもそう・あれもそう」といった具合で、分野も年代もバラバラな感じがぬぐえない。もう少し、的が絞られて深掘りして欲しかったなという印象だった。2023/12/27

元アルパカ

3
大雑把に女性向けコンテンツの歴史をさらう本という格好で、タイトルと内容にあまり関連はない。事実から考察への飛躍が気になる箇所が多く、もう少し論証を丁寧にしてほしい。今の時代からみたら批判する点が多いのはそうかもしれないが、コンテンツの制作者たちはそれぞれの時代において矢面に立って対決してきたはず。2024/01/15

tekka

2
「そのため全世界の視聴者を魅了した大ヒット作『セーラームーン』は、女性主義的なメッセージに一部答えながらも、どこにもトゲを作りませんでした。『セーラームーン』は日本の伝統的なジェンダー規範や家父長制な規範を根本的に揺るがすことはなかったのです。」2024/02/06

right27

1
香月孝史の『乃木坂46のドラマトゥルギー』をあらためてちゃんと読みたい。韓国の女性アイドルの部分はガールズクラッシュ「コンセプト」についての文章やtripleSのGirl's Capitalismが浮かぶ(最初の方に出てくる市場フェミニズムからも)。アンバーの存在は確かに大きい。一方で「本当」を追い求めるのはどこまでがよくて、どこからは野暮なのかも考える。2024/03/27

よっちん

0
研究室2024/04/16

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