不機嫌な英語たち

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不機嫌な英語たち

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  • サイズ B6判/ページ数 384p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794973818
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

水村美苗氏(作家)、推薦! 
河合隼雄物語賞、日本エッセイスト・クラブ賞
(『親愛なるレニ―』にて)受賞後、著者初の半自伝的「私小説」。

些細な日常が、波乱万丈。カリフォルニア・ニューイングランド・ハワイ・東京を飛び交う
「ちょっといじわる」だった少女にとっての「真実」とは。

透明な視線と卓越した描写で描かれるちょっとした「クラッシュ」たち。

【推薦コメント】
小さい頃のアメリカ体験が優れた資質に火をつけ、英語がもう一つの母語となった希有な女性――その瑞々しい筆で綴
られる思い出話は、おかしく、哀しく、そして驚きに満ちている。私たち日本人が日本人であることの意味をいかに
考えずに済ましているか、済ましていられるかを考えさせる。
――水村美苗氏(作家)

【目次】
ミリョンとキョンヒ
――The Plastic Wrapper
ある日、とつぜん
いなり寿司の発表
ピアノ・レッスン
ハイウェイの向こう側
こちら側の人間
Love, Always
――On Not Becoming Asian American
レベッカの肖像画
ブドウと水着
ニューヨークのクリスマス
  On Being Interpellated as Asian American
The Chinese Boy
カシオの腕時計
山手線とナマチュウ
――On the Matter of Eggplant
詩人のキス
Kitchen & Bath
――On Becoming a Woman of Color
お向かいへのご挨拶
父とイチロー
続 私小説
――What I Write About When I Write in English

内容説明

些細な日常が、波乱万丈。カリフォルニア・ニューイングランド・ハワイ・東京を飛び交う「ちょっといじわる」だった少女にとっての「真実」。

著者等紹介

吉原真里[ヨシハラマリ]
1968年ニューヨーク生まれ。東京大学教養学部卒、米国ブラウン大学博士号取得。ハワイ大学アメリカ研究学部教授。専門はアメリカ文化史、アメリカ=アジア関係史、ジェンダー研究など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ツキノ

13
【140pまで】2023年9月発行。図書館の利用者さん返却本。引き込まれて読むも時間の関係で途中まで。後日読む。図書館分類的にはフィクション。2024/01/28

タイコウチ

12
1968年生まれのハワイ大学教授の吉原さん(アメリカ文化史やジェンダー研究が専門)は、日本育ちだが、小学校5年から父親の転勤でカリフォルニアで過ごすことに(英語力ゼロからのサバイブ生活)。その後中学生として日本に戻るが、ハーフ・ジャパニーズ、ハーフ・アメリカンという感じだったのだろうか(その後大学院で再びアメリカへ)。そんな彼女の自叙伝的エッセイ。かなりきつい体験から楽しいことまで、鋭い人間観察(その目は自分にも厳しく向けられる)で印象深いストーリーとして読ませる。バイカルチュラルな人生もなかなか大変だ。2023/10/29

りょう

8
小学生の時にいきなりアメリカの小学校に入れられて何一つわからず仏頂面していた女の子が留学でアメリカにいき、その後ハワイの大学の教員になっている、そのあれこれのエッセイ。こちらで知って借りておいてあったけど、後回しになり返却期限当日に読み始めたら、面白い!一気に読んでちゃんと返却できました。2024/07/08

ぴくみゅう

5
小学生の時家族でカリフォルニアに転居し、高校大学は日本で過ごし、大学院から再びUSAへ、現在はハワイ大学の教授をする筆者の自伝エッセイ。帰国子女であることをポジティブなものにするためには能力に恵まれる必要がある、そこに優越感と後ろめたさを感じ、自分の能力だけで這いあがった(と思っている)人の傲慢さを批判的にではなく記す。英語で記されたエッセイは残念ながら読めていない。ピアノ、殿、NYのクリスマス、Louie、親についての話が印象に残った。2024/02/22

霧ヶ峰

3
タイトルに惹かれて読んだ。 英語ができるようになった過程とそれの産物と意地悪さ、アメリカでアジア人として生きるうえで感じる人種差別への違和感、そういうものが小説の柔らかい文章に全部詰まっていて、読みやすいけど得るものが大きかった。いつの間にかMariへの親しみがわいて、読み終えても本を整理して手放す気が無くなった。シーズンの多いドラマを観終えたあとみたいに、Mariの人生を横で見て、特別な存在になるみたいだった。英語の部分も読んだし、英語やブレイディみかこさんが好きなら好きだと思う。2024/03/16

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