学校するからだ

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学校するからだ

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  • サイズ B6判/ページ数 298p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794973436
  • NDC分類 370.4
  • Cコード C0095

出版社内容情報

時にはラジオDJのように、時には演劇人のように語る教師。その振る舞いにそれぞれに反応する生徒。このリズムが学校するからだを踊らせる!
──ダースレイダー(ラッパー)

小中高全部大嫌いだったが行かなきゃよかったとは思わない、学校(あなた)も日々悩んで迷って動いていたんだね。
──小山田浩子(小説家)

学校、そしてそこでの学びを、文学・音楽・お笑いを横糸に、生活に根ざした言葉で描いた一冊。読めば、つい、学びたくなる。
──平尾剛(スポーツ教育学者)

ブラックでも青春でもない!
からだとことばが躍動する異色の〈学校×身体〉ノンフィクション


「shhh…」と小声を発して返事をそろえるサッカー部員、広島出身ではないのに広島弁を操るヤクザ的風貌の生活指導。旧エヴァを愛し、シン・エヴァに失望した生徒との対話、破格の走りで男子をごぼう抜きにした女子生徒、そして肝心なところで?んでしまう著者自身──。
現役教員の著者が、学校のなかの〈からだ〉と〈ことば〉が躍動するマジカルな瞬間を拾い集めた、異色の〈学校×身体〉ノンフィクション。


「大事なことはおうおうにして、対立するふたつのあいだに存在する。とりわけ、僕が学校現場で味わうマジカルな感触は、正論と現場のあいだに存在している。本書では、そのような学校をめぐる言説のなかで抜け落ちてしまうものを拾い集めたい。
学校とは、生徒と教員がそれぞれの身体でもって生きられる場所だ。そんな躍動的な学校の姿を活写したい。多くの問題を抱えた部活動の制度に埋め込まれつつ、自由にグラウンドでボールを追いかけるような、そんな身体の躍動とともにある姿を。」
(「はじめに」より)

内容説明

「shhh…」と小声を発して返事をそろえるサッカー部員、広島出身ではないのに広島弁を操るヤクザ的風貌の生活指導。旧エヴァを愛し、シン・エヴァに失望した生徒との対話、破格の走りで男子をごぼう抜きにした女子生徒、そして肝心なところで噛んでしまう著者自身―。批評家で現役教員の著者が、学校のなかの“からだ”と“ことば”が躍動するマジカルな瞬間を拾い集めた、異色の“学校×身体”ノンフィクション。

目次

1章 部活動
2章 授業
3章 教員
4章 生徒
5章 行事
6章 コロナ以後の学校

著者等紹介

矢野利裕[ヤノトシヒロ]
1983年東京都生まれ。都内の中高一貫校に勤務する国語教員。サッカー部の顧問、兼監督も務めていた。文芸・音楽を中心に批評活動をおこなっており、2014年「自分ならざる者を精一杯に生きる―町田康論」で第57回群像新人文学賞評論部門優秀作受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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じーも@この度本屋さんとかを開きました

2
学校とからだというキーワードに惹かれ購入。でも途中で断念。合う合わないはあるし、タイミングもある。機会があればまた。2023/06/09

peeping hole

2
一昔前のサブカルっぽさに耐えられん。クラムボン押井守山口昌男忌野清志郎…。立川談志と松本人志にどっぷりで奥田民生…。園子温とかシュバンクマイエルでも勧められるんかと思った。mixiっぽい固有名の神聖視。〜を知ってる生徒みたいなラベリングもしんどい。だから考えさせるんじゃなくて引用で会話し合うかんじ。「〜〜なのだと僕の中では納得した」。う〜〜ん。学校で働いてる人ってなんでこの文体になるの。2023/03/30

AyaZ

1
コロナ禍で失われた、学校の身体性を見つめ直すことが出来たエッセー。人間の成長について、大きな視点で考えていきたいと思わせてくれた。2023/02/19

めい

1
高校時代や好きな人たちが想起させられる読書だった。わかるようでわからないことも、好きなことを話す人の熱にふれることも、自分のなかの「面白い」への可能性と入り口がいちばん開けている状態だと思うので、特別授業が本当に羨ましい。わたしも受けてみたかった2023/02/05

sucksuckhello

1
批評家であり私立学校の国語科教員でもある矢野利裕さんのはじめての教員生活を描いたエッセイ。本業である教員と批評家のつながりを度々言及している彼の描く学校生活は、なんと豊かなものか。生き生きした生徒、個性豊かな先生たちを、グルーヴィーなものとして捉え直す試みは、小中の学校生活に良い思い出があまりない自分でも、様々な記憶を触発され、また自分が作り直される感覚があった。『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』に並ぶような、傑作エッセイだった。2023/01/23

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