宗教対立がわかると「世界史」がかわる

個数:
電子版価格
¥1,980
  • 電子版あり

宗教対立がわかると「世界史」がかわる

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年08月05日 17時48分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 320p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794973153
  • NDC分類 162
  • Cコード C0014

出版社内容情報

読まずに生き残れるか…!?
グローバル化がすすんだ今、
世界史と日本は切り離せない

・ロシアによるウクライナ侵攻の背景
・ラテンアメリカ、中国で福音派が増えている
・日本人は宗教対立とは無縁なのか
・十字軍遠征の意外な真実
・イスラム支配地域でも、キリスト教やユダヤ教が許される条件
・多神教は寛容で、一神教は排他的なのか
・宗教とテロの関係史
・急激にイスラム化が進む欧州で起きていること ......etc

「宗教対立」を入口に、新たな世界史の見方を提示。
世界の歩みも、国際情勢の「なぜ?」も、背景を読むカギは「宗教対立」にある。

・・・

世界で起こる出来事の背後に宗教対立がある。それは、最近起こった世界的に重大な出来事の場合にもそうである。しかし、現代の日本人には宗教対立は先鋭な問題として感じられてはいない。私たちは、宗教というもの、あるいは異なる宗教同士の対立がどういった事態を生むかを理解できていない。それは、世界の歴史、世界の歩みを十分な形では理解できていないことを意味する。国際化が著しく進んできた現在の状況のなかで、果たしてそれで世界を知り、他の国々とかかわり、日本の進路を定めていくことができるのだろうか。そこには大きな問題がある。(本文より)

内容説明

「宗教対立」を入口に、新たな世界史の見方を提示!

目次

第1章 宗教対立の起源―十字軍遠征の意外な真実
第2章 宗教対立の陰に経済がある
第3章 キリスト教とイスラム教は対立していたか―近代以前と以後
第4章 インドの宗教対立の歴史を追う―多神教は寛容なのか
第5章 2つの原理主義が向かう先―福音派とワッハーブ派
第6章 宗教とテロの関係史
第7章 世俗主義が巻き起こす新たな宗教対立

著者等紹介

島田裕巳[シマダヒロミ]
1953年東京生まれ。作家・宗教学者。76年東京大学文学部宗教学科卒業。同大学大学院人文科学研究科修士課程修了。84年同博士課程修了(宗教学専攻)。放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員を経て、東京女子大学非常勤講師。現代や歴史に現れる日本、世界の宗教現象を幅広くテーマとし、盛んに著述活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ta_chanko

28
宗教対立と言っても、教義上の論争、世俗権力との対立、土地をめぐる戦争など形態は様々。啓典の民を排除しないイスラーム。異教徒・異端を排除するキリスト教(十字軍・レコンキスタ・魔女狩り)。日本では崇仏論争→仏教受容→神仏習合→廃仏毀釈→国家神道→政教分離と信教の自由。中国では「三武一宗の法難」が起こりながらも儒道仏教が混交。近年はヒンドゥーナショナリズム・イスラーム原理主義・キリスト教福音派・ロシア正教の動向が目立っている。全体として宗教は衰退に向かっているとは言え、国家や人々の行動に与える影響は大きい。2022/11/26

Apple

23
宗教どうしの対立は、必ずしも教義の違いによるものではないというのは、言われてみれば確かに、と思いました。土地を増やし、信者を増やし、勢力を広げるという営みが行われた結果が宗教対立を説明することも多い、ということが分かりました。あとは、キリスト教とイスラム教の違いがわかったような気がします。イスラム教の世俗という概念がそもそも存在しない、教団というものがない、イスラム法に基づき生活している、などの基本的な事項を知りました。私自身が世界史に疎いため、説明が駆け足に感じて分かりにくいところがありました。2024/04/12

紅咲文庫

17
2022年4月に書かれた著者“はじめに“では、ロシアのウクライナ侵攻理由として挙げられた、ウクライナ正教会がロシア正教会から独立したこととそこへ至る経緯が説明される。段階を踏んで説明がされるのでとても読みやすい。宗教対立とされていた争いが本当にそうだったのか、中世のイスラム教とキリスト教がどのように共存していたのか、インドで起きているヒンドゥー教とイスラム教の問題はどういうことなのか。テロと結びつけて語られるイスラム原理主義とは、なんなのか。イスラム教は他の宗教を否定するものではなく、キリスト教のように→2023/02/12

かめりあうさぎ

14
初読み作者様。私自身は熱心に信仰している宗教はないのですがだからこそ気になるテーマ。読んでみて思ったのは、知らない興味ないでは理解できないことが多いなぁということ。どの宗教も古い時代の価値観が反映されている為、女性に厳しい態度をとっており、もはや現代にはそぐわないものになっているというのはとても納得。宗教の衰退はある意味必然なんですね。あと気になったのは、イスラムは寛容で緩い宗教と紹介されている点。そこは実態とかけ離れているような気がしました。2025/07/27

村上春巻

12
【B+】う~ん、ダメなほうの島田さんの本という感じ。2022/08/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19733237
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品