神話叢書<br> ことばと呪力―ヴェーダ神話を解く

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神話叢書
ことばと呪力―ヴェーダ神話を解く

  • 川村 悠人【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794973146
  • NDC分類 126.2
  • Cコード C0095

出版社内容情報

【ことばは、世界を創造するとともに、神をも滅ぼす】
ことばの本来の力が発揮される「呪文」とは何か。
なぜ「真の名前」は秘されるのか。
古代インドのヴェーダ文献・神話を中心に、
ことばの持つ無限の力を探究する。
呪文・呪術の源泉に迫る、シリーズ神話叢書、第2弾!

呪文を唱えて火を操り、敵の部族や悪魔を倒す話。
呪術師たちを引き連れて呪文を唱えることで、神が洞窟の壁を打ち砕く話。
名前をくれ、名前をくれと懇願してくる神の話。
ことばを間違えて取り返しのつかない失敗をした魔神の話。

世界を理解するための知識が集積された「ヴェーダ文献」。
神々への賛歌を集めた『リグ・ヴェーダ』とヴェーダ祭儀書文献に
おける「ことばと呪力」にまつわる物語を読み解く。

【目次】
序章  ことばの呪術と古代インドの言語文化
 1:呪術について 2:高められたことば 3:古代インドの言語文化 
第1章  ヴェーダ神話集その一――内容通りの事柄を引き起こすことば 
 1:導入 2:部族長ヴァーマデーヴァの火の呪文 
 3:首席祭官ヴリシャ・ジャーナの悪魔祓いの歌 
 4:首席祭官ウシャナス・カーヴィヤと戦神インドラの二重奏 
第2章  ヴェーダ神話集その二――打ちのめし破壊することば 
 1:導入 2:戦神インドラの魔女殺しの歌 
 3:戦神インドラの歌と呪術師たちの合唱 
 4:魔神アスラたちの失言 
第3章  ヴェーダ神話集その三――運命を引きよせる名前 
 1:導入 2:火神アグニの名づけ要求 
 3:造形神トヴァシュトリの発音間違い 
 4:国王ダルバの改名儀礼 
終章  ことばと共に生きるということ 

内容説明

ことばの本来の力が発揮される「呪文」とは何か。なぜ「真の名前」は秘されるのか。古代インドのヴェーダ文献・神話を中心に、ことばの持つ無限の力を探究する。

目次

序章 ことばの呪術と古代インドの言語文化(呪術について;高められたことば ほか)
第1章 ヴェーダ神話集その一―内容通りの事柄を引き起こすことば(導入;部族長ヴァーマデーヴァの火の呪文 ほか)
第2章 ヴェーダ神話集その二―打ちのめし破壊することば(導入;戦神インドラの魔女殺しの歌 ほか)
第3章 ヴェーダ神話集その三―運命を引きよせる名前(導入;火神アグニの名づけ要求 ほか)
終章 ことばと共に生きるということ

著者等紹介

川村悠人[カワムラユウト]
1986年生まれ。広島大学人間社会科学研究科准教授。2014年、広島大学大学院文学研究科博士課程後期修了。専門は古代中世インドにおける言語と思想の研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐倉

11
ヴェーダ神話においてことばが如何に大きな意味を持っていたか。ヴェーダやリグヴェーダの神話と現代の神話学やマンガなどを比較して説いていく。仏教の前提となったバラモン教の在り方に興味を抱いていたが、実際のテキストを取り上げてそれが当時どのような意味を持っていたのか、現代日本の感覚と類似したものはあるかなどを論じていたので分かりやすかった。軍神や雷神というイメージのインドラが詩歌と強い関係を持っていることを各詩編やプリハスパティとアンギラスとで牛を奪いに行くヴァラ神話から読み解いていくところが印象深かった。2024/04/09

Go Extreme

2
ことばの呪術と古代インドの言語文化: 呪術について 高められたことば 古代インドの言語文化 ヴェーダ神話集その一 導入 部族長ヴァーマデーヴァの火の呪文 主席祭官ヴリシャ・ジャーナの悪魔祓いの歌 主席席祭官ウシャナス・カーヴィアと戦神インドラの二重奏 ヴェーダ神話集その二―打ちのめし破壊することば: 導入 戦神インドラの魔女殺しの歌 戦神インドラの歌と呪術師たちの合唱 ヴェーダ神話集その三―運命を引きよせる名前: 導入 火神アグニの名づけ要求 造形神トヴァシュトリの発言間違い ことばと共に生きるということ2022/06/29

魔威駆

1
ことばに宿る力をヴェーダ神話と並べながら解説する本。アニメでの例えが多く、うーん同世代かなと思った。これからもちょいちょい言葉による思考への影響を解説した本を読音行きたいと思った。2022/09/30

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