世界のいまを知り未来をつくる 評論文読書案内―高校生から大人の学び直しまで

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世界のいまを知り未来をつくる 評論文読書案内―高校生から大人の学び直しまで

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  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794973023
  • NDC分類 307
  • Cコード C0095

出版社内容情報

大学入試に出題される評論文は、なぜ難解なものが多いのか? それは、その多くが「世界に山積される数多くの課題」に取り組む上で必要とされるものだから。評論文を読み解くことは、世界をよきものにするための最良の独学の道である。国民国家、資本主義、グローバリゼーション、新自由主義、ポピュリズム…世界のいまを知り、未来をつくるために必要な知識を伝える、学び直し読書案内。高校生から社会人まで、必読教養入門書・良書30冊の紹介とその読み解き方。

「本書て?紹介する書物に扱われるテーマか?”現代社会や世界に山積される数多くの課題”て?ある以上、そうした一歩一歩の先に開けてくるのは、この社会、そして世界を理解するための視座──そしてそれをより良きものへと導くための回路て?あるはす?て?す。つまり、評論文のより良き読み手となることは、僕たち自身か?、この社会や時代を未来へと切り拓いてゆく一個の主体となることに等しいのて?す。」(「はじめに」より)

【目次】
第1章:〈表象representation〉とは何か?
§1 再現としての表象
§2 代表/代弁としての表象

第2章:国民国家と民主主義
§1 フランス革命と国民国家
§2 一般意思とは何か
§3 多数決について考える
§4 全体主義
§5 ポピュリズム
§6 代議制民主主義の限界を超える

第3章:コロニアリズムの歴史を概観する
§1 近代国家の夜明け
§2 ナショナリズム
§3 資本主義
§4 植民地主義=コロニアリズム
§5 植民地主義とナショナリズムの相関
§6 日本の近代をふりかえる
§7 近代国家としての日本の言語政策

第4章:声を奪われた人々の"声"

内容説明

評論文を読み解くことは、世界をよきものにするための最良の独学の道である。国民国家、資本主義、グローバリゼーション、新自由主義、ポピュリズム…世界のいまを知り、未来をつくるために必要な知識を伝える、学び直し読書案内。高校生から社会人まで、必読教養入門書・良書30冊の紹介とその読み解き方。

目次

第1章 “表象representation”とは何か?(再現としての表象;代表/代弁としての表象)
第2章 国民国家と民主主義(フランス革命と国民国家;一般意思とは何か ほか)
第3章 コロニアリズムの歴史を概観する(近代国家の夜明け;ナショナリズム ほか)
第4章 声を奪われた人々の“声”(サバルタンは語ることができるか;声を奪われた人々の“声”を聴くための一冊―歴史的視座から ほか)

著者等紹介

小池陽慈[コイケヨウジ]
1975年生まれ。早稲田大学教育学部国語国文科卒業。早稲田大学大学院教育学研究科国語教育専攻修士課程中退。現在、大学受験予備校河合塾・河合塾マナビス、および国語専科塾博耕房で、現代文を指導。2022年4月より、放送大学大学院(人文学プログラム)修士全科生(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

三井剛一

19
世界を考える上で必要な前提知識を推薦図書をあげながら教えてくれる。「表象の不可能性」というもの念頭にいれながら、学ばなければいけない。だからこそ、理解できたと慢心せずに学び続けることができる。今の日本の民主主義に対する「表象不可能性」を感じているから、SNSで過度なポピュリズムが目立っているのかも。2025/06/25

chie

15
読みやすかったのだけど、頭がついていけなかった感じ。代議制だから民主主義とは言えないんだろうな、と思った。それとは別に、ふと思ったこと、死んでいった者に、国境はない。サバルタン…声を奪われた人の声もそうなんだと思う。だとしたら、それはせてもの救いではないだろうか。2022/07/21

のっち

11
☆☆☆☆ 大学入試で頻出する評論文のテーマ・キーワードを解説しながら、その関連する参考図書も紹介されている。本書のテーマとして、representation〈表象/代表/代弁〉が通底していて、とても考えさせられる内容だった。私たちの目にする文章や言葉には、本当に言い手の伝えたいことが全て再現されているのだろうか?その間には、例えば記者やインタビュアー等の仲介者の意図が含まれていることもあるのではないか?言い手の言葉にできなかった間やためらい、葛藤等も含めてその言葉本来の意味を成すのではなかろうか、と。2024/05/23

ろぶくん

9
前半は民主主義やポピュリズムなど国の体制の説明がつづき、後半からは声なき声についての著者の考えがつづく。前半と後半とでは少しテイストが違う点が読書前の予想と違っていた。参考図書がたくさん紹介されているのでこういった内容に興味がある方にはよいのではないだろうか。2022/05/28

虎哲

6
尊敬する先生が「最適の読者は、国語教師、特に高校の国語教師になりたての若い先生たち」だとこの本を紹介していた。この本が扱うテーマそのものにも大いに学んだが、それ以上に著者の小池先生が石牟礼の言葉から示唆を得た〈表象〉が完遂されることはないという自覚を持つことの重要さについて学ぶところが大きかった。「理解できない」問題やサバルタンについて、単に理解しようと努めるのではなく、本当の意味で理解できないからこそ評論文を読み、考え続ける探究者でありたい。そのために今後推薦図書を読み、理解できない問いを多く抱えたい。2022/05/10

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