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内容説明
いくら対話を試みても問題の解決にいたらない状況の中で、多くの国際紛争を解決に導いてきた心理学者が提示する人間関係のフレームワーク。それが、人の“尊厳”を重視する「ディグニティ・モデル」。人と組織にイノベーションをもたらすのは、尊厳を認められ、価値ある者として扱われることによって生まれる安心感。組織やコミュニティにおいて、尊厳を守るためにはどうすればよいのか?リーダーはどう振る舞えばよいのか?その具体的なノウハウと、アメリカ各地の小学校や病院で行なわれているディグニティ・モデルのカリキュラム作成や組織変革の試みも紹介。民間、官公庁、NGO、NPOなど様々な組織において活用できるガイドブック。
目次
尊厳とは何か?
第1部 尊厳を重視したリーダーシップのために(尊厳を尊重するための10の要素;尊厳を侵害しないための10の要素;尊厳の深みと広がり―尊厳意識が意味する3つのC ほか)
第2部 尊厳を重視したリーダーシップの実践(生涯を通じた学習と発達を奨励し模範を示す;場の空気を作る―傷つきやすい自分を安心して出せるように;信頼を育む ほか)
第3部 尊厳文化をつくる(尊厳教育を推奨する;みんなのための尊厳教育プログラムを導入する;尊厳の強みと弱みを評価する ほか)
著者等紹介
ヒックス,ドナ[ヒックス,ドナ] [Hicks,Donna]
世界各地の紛争解決に携わってきた心理学者。紛争解決の専門家。紛争解決や対立関係において尊厳が果たす役割に注目し、「ディグニティ(尊厳)モデル」を考案。ハーバード大学をはじめ、クラーク大学、コロンビア大学の紛争解決コースで教鞭をとる一方、米国および海外でリーダーシップ研修、トレーニングと教育セミナーを実施。クライアントは、世界銀行、国連、米海軍、世界各地の政府、米国内の企業、学校、病院など
メンセンディーク,ジェフリー[メンセンディーク,ジェフリー] [Mensendiek,Jeffrey]
桜美林大学准教授・兼大学チャプレン。米国合同教会(Common Global Ministries)宣教師。日本キリスト教団東北教区センター・エマオ主事、関西学院大学宗教センター宗教主事などを経て現職。日本育ちのアメリカ人として異なる文化の懸け橋になりたいと願ってきた。「九条世界宗教者会議」の同時通訳をはじめ、民族、宗教、社会的背景の異なる人々の想いをつなげる活動に力を注ぐ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。