ざらざらをさわる

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ざらざらをさわる

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  • サイズ B6判/ページ数 188p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784794971838
  • NDC分類 726.5
  • Cコード C0095

内容説明

くだりのエスカレーターが苦手、卒業直前に会えなくなった同級生、あの子がお味噌汁とご飯に降格しますように、子供のころ好きだった食べ物「物体A」、空き巣に人間性を見出す、ドライヤーが動くのをただ見ている…。平坦に見える毎日から少しずつ退出していく、“半”日常イラスト&エッセイ集。

目次

まぎれたいのに
さだまらない
じょうずに集中
記憶ずるずる
だいすきだけど
逃せない
わかりあえない
気づけばそばに
読みすがる
朝が憎いよ
ごはんは眠る
呪いの先に
フカッとさせる
名前をうばう
受け止める
ひとりでしゃべる
寝ててもいいよ
アイスのやさしさ
つながらないと
人のよい空き巣
動きつづける
嘘みたい
その場しのぎの
食べるのを見る
せまってくるよ
赤福襲来
疑似恋愛
私のゆくえ
言葉の性格
あからさまな幸せについて
かなわない
どなたですか
やわらかいもの

著者等紹介

三好愛[ミヨシアイ]
1986年、東京都生まれ。イラストレーター。ことばから着想を得る不思議な世界観のイラストが人気を集め、『どもる体』伊藤亜紗(医学書院)、『某』川上弘美(幻冬舎)をはじめ数多くの本の装画や挿絵を担当するほか、クリープハイプのグッズデザインも手がけるなど、幅広く活動している。『ざらざらをさわる』が初の著書(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

@nk

45
黒点が2つだけの表情が見えない顔は、日々の小さな出来事を眺めている。その独特の視点が興味深く、次はこんな絵が現れるのかな、と楽しみながらページを捲った。イラストレーターの著者曰く、絵を描くときに元となる文章などの対象があり、それとうまく対峙してこそ、思ったものを描くことができると。そんな著者が本書では、自身の文章を起点とし、自身の挿絵や装画を施す。文も絵も主役であり、両者がありて本書あり。まるで絵本。帯にある「半歩外の宇宙へ飛び出す」というのが、とても的を得ている。/Podcastの紹介から手に取った。2022/01/17

のり

28
最近、本の装画でも度々目にするイラストレーターさん、三好愛さんのイラストエッセイ。独特のフワフワとした曲線が特徴のイラストが好きだなぁ。美大出身だけあって、周りには普通じゃない人もいたり、ご本人も人や社会との距離感に戸惑うこともあったり、のエピソードもそんなことあるよねぇ、と共感しながら読んだ。癒された❤️2020/10/25

torami

25
大好きなイラストレーターさん、三好さんのエッセイ。 視点はちょうどいいくらいに面白い(何様?)。視点のこと以上に、子供のころの三好さんがいわゆる「いい子」だったとわかる描写が刺さります。 マイノリティの視点に共感する時、同時に「でもお前生まれてこのかたゴリゴリのマジョリティ人間だろうが」と内なる声が叫ぶことがあります。その辺のぼくの感覚に対して三好さんは「そんな感じの人もいるよね。ちなみに私はこんな感じ」と言ってくれたような気がします。嫌味なく読めるとても心地よいエッセイでした。2020/06/27

23
川上弘美さん作品『某』で気になった、なにものでもない者たち「某」のイラストが目にとびこんできた本作。イラストレーター 三好愛さんの初エッセイ集。 著者が今まで通り過ぎてきた小さな出来事のさらさらでもないでこぼこでもない、ざらざらした部分をまとめられたもの。ほわっとした中に鋭い感性を持つ三好さん。イラストに癒され、「読みすがる」の羨ましくなる国語力、「動きつづける」ただ見ているに一部同意、「つながらないと」今の自分あるある。「やわらかいもの」ぜひこれからもやわらかいものを送りこみつづけてほしい。2020/08/28

アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯

20
ですます調の柔らかな文体ながら、ただのほんわかエッセイではない。わかるわかると頷きたくなることもあれば、そんな見方があるの!?と新鮮な気持ちになる独特のユニークな感性。『朝がにくいよ』は、めちゃくちゃわかる。2022/08/19

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