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内容説明
「君たちが社会で活躍するころには、日本のファシズム傾向は今より強まっているかもしれない。過去の歴史を知ることは、現在を読むために必要だ―」インテリジェンスの泰斗が高校生たちに呼びかけ、学校での授業内容をベースに世界と社会の見方を伝える。デモクラシー論の古典であるラインホールド・ニーバー『光の子と闇の子』をテキストに、ときに英語原文にもあたりながら、デモクラシーの本質を探究していく。高校での勉強や大学入試のさらにその先を見据えた、たしかな教養を身につけるための全4講義。
目次
第1講 歴史の年号はなぜ重要なのか(この講義の主旨;時間の流れは二つある ほか)
第2講 デモクラシーの起源(ニーバーとはどういう人か;わからなかったら中学からやり直す ほか)
第3講 世界戦争が起きるメカニズム(民主制は循環する;一般的等価物から貨幣へ ほか)
第4講 未来を見通す力をつける(「若者たちはどこに向かっているか」;SNSは同質の者だけでつながるツール ほか)
著者等紹介
佐藤優[サトウマサル]
作家、元外務省主任分析官。1960年生まれ。同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。在英国日本国大使館、在ロシア連邦日本国大使館などを経て、95年より本省国際情報局分析第一課に勤務。主任分析官として対ロシア外交の最前線で活躍。2002年背任と偽計業務妨害容疑で東京地検特捜部に逮捕され、05年執行猶予付き有罪判決を受ける。09年最高裁で有罪が確定し、外務省を失職。13年執行猶予期間を満了し、刑の言い渡しが効力を失う。05年に発表した『国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて』で第59回毎日出版文化賞特別賞受賞。06年『自壊する帝国』で第5回新潮ドキュメント賞、第38回大宅壮一ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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