吉本隆明全集〈18〉一九八〇‐一九八二

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吉本隆明全集〈18〉一九八〇‐一九八二

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  • サイズ A5判/ページ数 670p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784794971180
  • NDC分類 081.6
  • Cコード C0395

出版社内容情報

社会の転換期に生み出される「現在」の文学を論じた初めての本格的文芸時評『空虚としての主題』と、名作古典文学の深層と構造を鮮やかに描き切った『源氏物語論』、長く継続的にその主題を追って書き継がれた「アジア的ということ」などを収録する。単行本未収録3篇。月報は安藤礼二氏、山本かずこ氏、ハルノ宵子氏が執筆。第19回配本。

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空虚としての主題
 書きだしの現象論
 抽象的と具象的
 イメージの行方
 背景のしくみ
 感性による否認
 固執された〈意味〉
 持続された思惟
 さまざまな自然
 「私」および「彼」の位置
 「私」小説に出あう
 物語を超えて
 嫌悪としての描写
 現在という条件
 あとがき
 文庫版のためのあとがき
?
源氏物語論
 第?部 母型論
 第?部 異和論
 第?部 厭離論
 第?部 環界論
 あとがき
 わが源氏
 文庫のための註
 『源氏』附記
?
鳥の話
天の河原ゆき[『野性時代』連作詩篇30]
旅の終り[『野性時代』連作詩篇31]
水の死
夢は枯野[『野性時代』連作詩篇32]
魚の木
水の絵本[『野性時代』連作詩篇33]
融けた鏡[『野性時代』連作詩篇34]
掌の旅[『野性時代』連作詩篇35]
木の説話[『野性時代』連作詩篇36]
本草譚
坂の曲がり[『野性時代』連作詩篇37]
追憶[『野性時代』連作詩篇38]
葉の声?入江比呂さんに-- 
葉の魚[『野性時代』連作詩篇39]
?
アジア的ということ?
アジア的ということ?
アジア的ということ?
アジア的ということ?                 
アジア的ということ?
アジア的ということ?
アジア的ということ?
「アジア」的なもの 
?
村上龍『コインロッカー・ベイビーズ』 
「文学者」という画像
村上一郎論
村瀬学『初期心的現象の世界』について
川端要壽のこと
ドストエフスキーのアジア
源氏物語と現代?作者の無意識?
?
「野性時代」アンケート
「百人一答ジャパネスク」アンケート

諏訪優
横光利一 
際限のない詩魂[高村光太郎]

わが子は何をする人ぞ
果樹園から林檎を盗む

『言葉という思想』あとがき
『試行』第五六~五七号後記

吉本隆明[ヨシモトタカアキ]
著・文・その他

内容説明

長く深い時間の射程で考えつづけた思想家の全貌と軌跡。初めての本格的文芸時評『空虚としての主題』、名作古典文学の深層と構造を鮮やかに描き切った『源氏物語論』、長く継続的にその主題を追って書き継がれた「アジア的ということ」などを収録。単行本未収録3篇。

目次

1 空虚としての主題
2 源氏物語論
3(鳥の話;天の河原ゆき(『野性時代』連作詩篇30) ほか)
4(アジア的ということ;「アジア的」なもの)
5(村上龍『コインロッカー・ベイビーズ』;「文学者」という画像 ほか)
6(『野性時代』アンケート;「百人一答ジャパネスク」アンケート ほか)

感想・レビュー

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ソ連の社会主義を「アジア的遺制」として提出したことは視界を明瞭にさせる。それによって、ソ連のスターリニズムも、中国の毛沢東主義も、日本の天皇制も、並列的に語れる磁場を獲得することになるからだ。ただ、ここで問題なのは、その遺制でしかないものを、ポジティブなものとして捉えられる危険性もまた存在するからだ。吉本の論理の危うさはまさにここで、60年代前後のナショナリズムも陥った罠であると言える。これを拒絶するのは厳しい。抑圧したとしても亡霊的に回帰するからだと言える。2023/10/14

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