吉本隆明全集〈16〉一九七七‐一九七九

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吉本隆明全集〈16〉一九七七‐一九七九

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  • サイズ A5判/ページ数 582p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784794971166
  • NDC分類 081.6
  • Cコード C0395

出版社内容情報

100名にも及ぶ詩人の分析から、“戦後の感性”の源泉を明らかにした『戦後詩史論』。
夭逝、病気、自死を余儀なくされた詩人たちに忍び寄る?季節の病像”を捉えた『吉本隆明歳時記』。
2篇の名作評論のほかに、同時期の詩や評論、エッセイなどを収録する。
月報は、荒川洋治氏(詩人)、長谷川宏氏(哲学者)、ハルノ宵子氏(漫画家)が執筆。
第17回配本。

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戦後詩史論
 戦後詩史論
 戦後詩の体験
 修辞的な現在
 若い現代詩――詩の現在と喩法――
 あとがき 
 増補版のためのあとがき 
 新版あとがき
 索引 
吉本隆明歳時記
 春の章
  中原中也 梶井基次郎
 夏の章
  堀辰雄 立原道造 嘉村礒多
 秋の章
  葛西善蔵 正宗白鳥 牧野信一
 冬の章
  宮沢賢治 長塚節 諸詩人
 春の章
  諸歌人
 終の章
  季節について
 文庫版のためのあとがき
 新版あとがき
 *
季節論

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モザイク[『野性時代』連作詩篇13]
広大な沈黙[『野性時代』連作詩篇14]
ゆるやかな街[『野性時代』連作詩篇15]
陽のけむり[『野性時代』連作詩篇16]
これに似た日
「空ニ釘」[『野性時代』連作詩篇17]
音にならない小節[『野性時代』連作詩篇18]
渇いたのどへ
抽象的な街で
欅の説話[『野性時代』連作詩篇19]
風の村[『野性時代』連作詩篇20]

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狂人
情況への発言[一九七九年一月] 
都市に関するノート
山下菊二
本を読まなかった
別れ
芥川・堀・立原の話
情況への発言[一九七九年六月] 
『記』『紀』歌謡と『おもろ』歌謡――何が原形か――
〈土着〉について――伊藤貞彦への復信?――
生活と情況をめぐって――伊藤貞彦への復信?――
シモーヌ・ヴェーユの意味
遠山啓さんのこと
老い
〈アジア〉的ということ   
情況への発言――ひとつの死に関連して――[一九七九年一二月]

?
『野性時代』アンケート

普遍文学の先駆[柳田国男]

『初源へのことば』あとがき
『試行』第五一~五三号後記

解題

吉本隆明[ヨシモトタカアキ]
著・文・その他

内容説明

長く深い時間の射程で考えつづけた思想家の全貌と軌跡。100名にも及ぶ詩人の分析から“戦後の感性”の源泉を明らかにした『戦後詩史論』、夭逝や自死を余儀なくされた詩人たちに忍び寄る“季節の病像”を捉えた『吉本隆明歳時記』を収録。

目次

1(戦後詩史論;吉本隆明歳時記 ほか)
2(モザイク(『野性時代』連作詩篇13)
広大な沈黙(『野性時代』連作詩篇14) ほか)
3(狂人;情況への発言(一九七九年一月) ほか)
4(『野性時代』アンケート;『初源への言葉』あとがき ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

 

1
『戦後詩史論』は何度目かの再読だが、平出隆とさだまさしを比較して論じることにこの人の良くも悪くも射程の広さがある。だから一般的/教科書的な詩史からのズレがあるし、ただ同時にそういう部分にはっとさせられる。戦争という荒涼した風景から出発した戦後詩が最終的に「修辞的な現在」という「詩は表現ではない」(入沢康夫)にまで至ってしまった時、現代詩の役目は終わったという意識も感じさせなくはない(藤原定家とのアナロジーが繰り返される)2023/10/10

金北山の麓で育って

1
【戦後詩史論】同年齢の頃の著作が気になった。未読の「詩論」を調べつつ詠みつつ丁寧に読んた。戦後詩は昔から気になってて手に取っては必ず挫折してきた、自身も戦後詩人(だった)の吉本自身の解説で手早く理解したい思ったが果たして解ったような気がする。敗戦体験に白黒が簡単に付けられず、受容と否定に「ゆれ動く」絶望から生まれた社会性の高い詩群なのですね。実際には昭和初期から当時までの長い期間の詩の史論でして膨大な詩人の詩が引用され漏らさずネットで調べて随分賢くなった。あと戦後詩の後から詩は詰まらなくなったと思った。2020/05/10

v&b

1
”歳時記”と季節論を。あとでメモ。2018/11/10

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