内容説明
探す愉しさ、食べる豊かさ。散歩途中の雑草から、ハイキングで出会える山菜たち。野草の採り方・見方とそれらを使った保存食・常備食の作り方を伝授。野草を使った「料理のベース」を中心に、家庭でも手軽に作れる料理のレシピを詳説。
目次
第1章 都会暮らしでも楽しめる道草生活(都心の散歩道と道草料理の楽しみ(桜;ヨモギ ほか))
第2章 ちょっとそこまでお出かけついでに楽しめる都心近郊―郊外の道草生活(都会と山を行き来する生活(蕗のとう;ヤブカンゾウ ほか))
第3章 本格的な野山で実践する道草生活(触るな注意!可愛い花にも毒がある(コシアブラ;コゴミ ほか))
第4章 山暮らしの冬生活(八ヶ岳冬の山里生活(杏仁子(ウワミズザクラ)
木苺 ほか)
クロアチアの道草生活紀行)
著者等紹介
大海勝子[ダイカイカツコ]
1951年生まれ。出版社勤務を経て料理研究家へ。年の半分は八ヶ岳の別荘で草摘み生活を送る。料理研究家として活躍するかたわら、食に関するエッセイ、レシピ本を多数刊行している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yomineko@猫と共に生きる
67
本当は著者の違う本が読みたかったがこれしか図書館になかった。でも内容充実!著者はクロアチアでの生活経験がありやはりそこでもキノコですか!!!みんな大好きキノコと野草!道端にあるあの葉もこの葉も実は食べられる!ノビルは有川浩さんの「植物物語」で初めて知って以来、食べたくて仕方ない。春は野草の季節。探しに出かけたい🎵2023/04/01
たまきら
24
道を歩きながら「これも食べれる」「これもおいしい」と娘に言うと、感心されたり呆れられたりします(何でも食べてた時代があったんです)が、この本の著者の言葉がまさに自分が言いそうなことばかりで噴き出してしまいました。開拓地の近くに朴の木がないのでがっかりしているのですが、そういえばヤマボウシもないなあ。…どこかからとってこようかな。2020/07/29
りんご
1
桜、蓬、ハルジオン(ヒメジョオンはイマイチ)、スベリヒユ、蒲公英、土筆、野蒜、ヤマボウシ(ジャム有りで)、桑、アカザ、銀杏、ヤマノイモ、キクイモ、蕗の薹、ヤブカンゾウ(蕾=金針菜)、ニセアカシア(=ハリエンジュ)、胡桃、セリ、タケノコ(甘:ハチク、苦:真竹)、待宵草・葛、山椒、コシアブラ、コゴミ、タラの芽、行者にんにく、蕨、ヤマウド、ノカンゾウ、マタタビ、山葵、オオバギボウシ(茎:コーレ)、アケビ、杏仁子(ウワミズザクラ)、木苺、栗と山栗、ヤマブドウ、柚子。あー、食べたい。邪道かもだけど植えたいな。2021/01/09