内容説明
本書で取り扱っている症状:不安神経症、離人症、社会不安障害、鬱傾向、パニック障害/パニック発作。誰もが一生に一度は経験するこうした症状もちょっとした発想の転換により必ず回復へと導かれます。
目次
私のストーリー
この症状は何?
ブレークスルー
不安神経症を理解する
必死に戦うのをやめる
パニック発作とは何か
周りから隔絶されているように感じる
怖ろしい、非理性的な考え
サクセス・ストーリー
その他の症状
必要な道はたった一つ
生まれつきの心配性
いくつかの大事なこと
離人症を乗り越える
社会不安障害
よくある質問
終わりに
著者等紹介
デイヴィッド,ポール[デイヴィッド,ポール] [David,Paul]
Anxiety no more運営者。インターネットを通じて、不安神経症(パニック障害、全般性不安障害、社交不安障害を含む)に悩む人たちを支援し続けている。現在、ヨークシャー州のハダースフィールド在住
三木直子[ミキナオコ]
東京生まれ。国際基督教大学教養学部語学科卒業。外資系広告代理店のテレビコマーシャル・プロデューサーを経て、1997年に独立。海外のアーティストと日本の企業を結ぶコーディネーターとして活躍するかたわら、テレビ番組の企画、クリエイターのためのワークショップやスピリチュアル・ワークショップなどを手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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vinlandmbit
23
図書館本。不安神経症に悩まされてきた著者が辿り着いた本書にあるより良い状態となっていくための心の持ちようや行動は、同じく不安神経症に陥っていた自分が今の状態まで回復してこれた行動・考え方と共通するものが多く、共感多いものでした。不安神経症と今まさに向き合っている人、回復しつつある人、経験したことがある人に一読おすすめです。2025/02/01
chie
18
「怖い、というのは、あなたがその状況をそう認識している、ということにすぎません。」(p.61) 私はこれまで随分怖がってきたけれど、まだ、自分の「怖い」という感情について、よく知らないのかもしれない。2019/09/12
袖崎いたる
8
let it be,or leave them alone.we can tend to fight fire with fire.rather not to get over.certainly,it is important for us that the fire keeps burning still.2017/10/15
真朝
7
治った訳ではないけれど、私も良くなったり悪くなったりを繰返しながら、日常を過ごしていきたいと思います。2017/11/17
織川 希
6
★★☆☆☆ 不安神経症解消のヒントを探せる本。本書は不安神経症を克服した筆者が、様々な人の相談内容と自分自身の経験を記したもの。繰り返し伝えられる内容は、「不安神経症は治そうと思う限り治らない。不安な自分を受け入れて共存する心意気に達した時に初めて快方に向かう。そして、長い時間を共にすればいつしか消えていく。」というもの。正直、同じことが繰り返し書かれているだけで話に深みがなく、説得力もない。そもそも、不安神経症とはどのような状態を指すのかきちんと説明してから本題をスタートして欲しいのに、それもない。2023/06/03