ロッキング・オンの時代

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  • サイズ B6判/ページ数 267p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794969408
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0095

出版社内容情報

ロックがいちばん熱かった時代の記録。70年代カウンターカルチャーと今をつなぐメディア創刊物語
1972年、渋谷陽一、橘川幸夫、岩谷宏、松村雄策の4人の創刊メンバーでスタートした「ロッキング・オン」。レコード会社側からの一方通行の情報を伝えるファンクラブ的音楽雑誌と一線を画し、リスナーがミュージシャンと対等の立場で批評するスタンスで支持を集め、いまや音楽雑誌の一大潮流となった「ロッキング・オン」は、いかなる場から生まれたのか。創刊メンバーの一人である橘川幸夫が、創刊の時期から約十年の歩みを振り返るクロニクル。ロックがいちばん熱かった時代、70年代カウンターカルチャーの息吹を伝えるノンフィクション。


第1章 胎動

 それは新宿から始まる
 レボルーション
 タイムス
 大学生・渋谷陽一
 制作作業
 営業活動

第2章 創刊

 創刊号執筆者
 塚脇功
 書店開拓
 反省会議
 短歌
 フィルムコンサート
 橘川榮一
 編集部

第3章 荒ぶる時代

 故郷・四谷
 1968年のキャンパス
 子ども調査研究所
 真崎・守

第4章 全国販売

 販売部数
 取次
 写植
 ビートルズat武道館
 デビッド・ボウイ
 裂美

第5章 創刊4人組

 渋谷陽一と橘川幸夫
 四谷の町と岩谷宏
 岩谷宏と真崎・守
 松村雄策

第6章 市販雑誌

 市販雑誌
 滑川海彦
 印刷屋
 5号まで来た
 新宿ゴールデン街
 雑誌の仕組み

第7章 混乱の中での前進

 若いこだま
 広告営業
 HELP&JOIN!
 大類信
 編集の充実と、事務の混乱
 10号に到達

第8章 ロックレビュー

 Janis Joplin Greatest Hits / Janis Joplin
 Chicago ? / Chicago
 以後を噛む「ジギー・スターダスト評」
 ジョンの魂
 ディープ・パープル・イン・ジャパン
 何故ロックか? タンジェリン・ドリームを聴く事の現在的基盤
 1975ブリティッシュ・ロックへの批判的ふりかえり

第9章 ロックからのテイクオフ

 メディアとしてのロッキング・オン
 1975年、25歳──転機
 ポンプ創刊
 岡崎京子や、読者のこと
 時代
 70年代
 代々木公園
 パンクな読者たち
 同時代を生きる
 「ぴあ」の話

第10章 解散
 ホットな時代の場所
 1981年 31歳 解散
 けじめ
 21世紀


橘川幸夫[キツカワユキオ]
1950年2月4日、東京生まれ。'72年、渋谷陽一らと音楽投稿雑誌「ロッキング・オン」創刊。'78年、全面投稿雑誌「ポンプ」を創刊。その後、さまざまなメディアを開発する。'83年、定性調査を定量的に処理する「気分調査法」を開発。商品開発、市場調査などのマーケティング調査活動を行う。80年代後半より草の根BBS「CB-NET」を主催、ニフティの「FMEDIA」のシスオペを勤める。'96年、株式会社デジタルメディア研究所を創業。インターネット・メディア開発、企業コンサルテーションなどを行う。アーツカレッジ・ヨコハマ(旧神奈川情報文化専門学校)のマルチメディア科を立ち上げプロデュースを行い専任講師。武蔵野美術大学非常勤講師、日本デザイン専門学校講師などを経験。現在、多摩大学経営情報学部客員教授。キーマン・ネットワーク「コンセプト・バンク」を運営。
〈著作〉
『企画書』『メディアが何をしたか?』『なぞのヘソ島』『一応族の反乱』『生意気の構造』『暇つぶしの時代』『やきそばパンの逆襲』『ドラマで泣いて、人生充実するのか、おまえ。 』『希望の仕事術』『森を見る力』ほか共著、編著多数

内容説明

ロックがいちばん熱かった時代の記録。70年代と今をつなぐメディア創刊物語。

目次

第1章 胎動
第2章 創刊
第3章 荒ぶる時代
第4章 全国販売
第5章 創刊4人組
第6章 市販雑誌
第7章 混乱の中での前進
第8章 ロックレビュー
第9章 ロックからのテイクオフ
第10章 解散

著者等紹介

橘川幸夫[キツカワユキオ]
1950年2月4日、東京生まれ。’72年、渋谷陽一らと音楽投稿雑誌「ロッキング・オン」創刊。’78年、全面投稿雑誌「ポンプ」を創刊。その後、さまざまなメディアを開発する。’83年、定性調査を定量的に処理する「気分調査法」を開発。商品開発、市場調査などのマーケティング調査活動を行う。80年代後半より草の根BBS「CB‐NET」を主催、ニフティの「FMEDIA」のシスオペを勤める。’96年、株式会社デジタルメディア研究所を創業。現在、多摩大学経営情報学部客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

山田太郎

64
増井元編集長に続き、今度は創刊時の話。あっちより真面目というか固め。読者歴30年になるけど、さすがに創刊時は知らない。最近あんまり面白くないというか惰性で読んでる。初期衝動というか初めの誰にでもケンカ売るような感じがやっぱり面白い気はする。古いロッキングオン欲しいんだけど、どこかで売ってないかな、東京行かなきゃだめかな。2016/12/09

ひめありす@灯れ松明の火

48
あの頃、彼らは最強の「運命共同体」だった。ロッキング・オンといえばもう私がそれを目にする頃にはロッキン・オン・ジャパンなどに代表される勝算のあるビジネスモデルでした。そんな彼らの若い頃、今はもうロックの現場から離れた人による日本のロック黎明期のお話です。私達が今親しんでいるものに確実に繋がっている。力一杯「ひーたーちーなーかー!!」と叫べるのは、彼らが言いたいものをいう力をくれたから。だけど今のロックは本当にそういう力を持っているかな?格好だけ、スタイルだけになっていないかな、そんな事も少しだけ思いました2017/01/31

山田太郎

20
個人誌というか同人誌みたいなものでここまで成功した雑誌ってあんまりないのではないかと思った。よく途中で止めなかったなというぐらい酷かったみたいだけど続けるというのも才能だなと。評論家というより編集者というより経営者としての才能あったのが良かったというかそれでもDJやったりとか才能豊かな人ではあったのだろう渋谷陽一、病気大丈夫かなというか大丈夫じゃないから引退したんだろうけど、なんか最後に渋松やってくれないかなと。2024/09/23

今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン

12
ROの会会員だった、という黒歴史の私です。ミニコミもつくってましたよー。この方の独特の文体、信者さんもいっぱいいるかと思われますが、渋谷陽一を斜め上にあおぎみて、という立ち位置の取り方も受け継いでいるような気がして。2017/01/27

nizimasu

9
ロッキンオンは雑誌としての役割は90年代に終わっているけどその後にフェスの会社としての手腕の萌芽が読み取れるかもしれない。それは徹頭徹尾、渋谷陽一のこの会社で食っていくというオーナーならではの矜持でもあり取り次ぎとの交渉の巧みさにもあったりして、その中で創刊当初のかなり個性的な面々の中でも橘川さんも印刷や販売面で中心にあった人物でもある。そしてその個性的な執筆者のエピソードなんかも添えられているし、創刊当時のミニコミの頃の目次なんかもこれは懐かしい。結構デビッドボウイなんかが注目された頃とは隔世の感あり2017/02/13

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