万年筆インク紙

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  • サイズ B6判/ページ数 286p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794969392
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

自分の思考を引き出すのに最適なペン、インク、ノートとは? 道具から「書く」という仕事の根幹について考えた刺激的なエッセイ。自分の思考が文字となって紙の上に形をなす。頭の中にうかんだ小説のアイディアをメモするための万年筆、自分の思考をもっとも良く引き出してくれるインクの色、そして相性のいいノートブックとは──。作家・片岡義男が道具から「書く」という仕事の根幹について考えた刺激的な書き下ろしエッセイ。

片岡義男[カタオカヨシオ]
1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』『言葉を生きる』ほか多数。近著に『豆大福と珈琲』(朝日新聞出版)、『ジャックはここで飲んでいる』(文藝春秋)、『と、彼女は言った』(講談社)、『コーヒーにドーナツ盤、黒いニットのタイ。』(光文社)などがある。

内容説明

自分の思考が文字となって紙の上に形をなす。自分の頭の中から、自分の思考をもっとも良く引き出してくれるペン、インクの色、そしてノートブックとは―。作家・片岡義男が道具から「書く」という仕事の根幹について考えた刺激的な書き下ろしエッセイ。

著者等紹介

片岡義男[カタオカヨシオ]
1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

harass

60
教えていただいた本。文具エッセイ。思考を文にするための最適な方法の試行錯誤。著者の文具との付き合いも書かれている。ボールペンのところで、あの安く手に入るジェットストリームが出てきた。これは自分も使っていて感心する滑らかさだ。万年筆も数多く使って(高価なものだけではなく、カクノも)自分の感覚にふさわしいものを選んでいるようだ。この個人的な感覚を徹底的に書いていくことに呆れ、感心する。突っこみを入れたくなるのだが、連なる言葉の力に、お、おぅと納得せざろうえない。詩人の感性というか。断言の力というか。良書。2017/02/03

ユメ

35
ブルーブラックで印刷された文字が目に心地よく、それでいて内容は刺激的。万年筆好きとしてわくわくせずにはいられなかった。年に何本もペン先が潰れて買い替えたという人のストイックな理想の万年筆探しは、創作への真摯さも伝わり、畏怖の念を覚えるほどだ。これぞ、というペンに出会い、同じものを字幅違いで揃えて別のインクを入れるという使い方は、今の自分とは程遠いだけに憧れる。片岡さんの理想の一本は、パイロットのカスタム742。さて、私はどうなるだろう。いずれにせよ、片岡さんぐらい真剣に文字を書くことと向き合いたいものだ。2018/03/23

青豆

18
幼い頃から文房具が好きだ。特に筆記具が。そんなワタシの憧れの筆記具は万年筆。万年筆を、さらさらと走らせ文字を綴る。何て素敵なのか。憧れは募るばかりだが、未だにワタシの手元に万年筆は無い。高価な物なので中々手が出せないという事もあるが、買ったらきっと何本も欲しくなってしまうだろうから怖い。本書を読むとそんなワタシの臆病さが恥ずかしくなる。片岡さんの欲しいものを手に入れるための努力と徹底したこだわりに、ただ唸らされる。やはり万年筆は大人の必需品。あぁ、万年筆が欲しい。2017/07/22

マッピー

17
一冊まるまる一本のエッセイ。万年筆とインクと紙について。それだけの一冊。万年筆の書きごこちにこだわるために、ペン先を分解して仕組みを調べる。そのために同じペンを何本も買う。各会社のブルーブラックのインクを書き比べてみる。万年筆との相性、紙との相性を検証する。何本もの万年筆、何箱ものインク、何十冊ものノート。字を書くという行為も、極めれば1冊の本になる。世の中に不必要なものの例えとして「人からもらった万年筆」と書いておきながら結構人に万年筆をプレゼントしているらしいのは、ご愛敬。(いや、自分勝手というの?)2019/02/08

風里

16
よくもまぁ、ここまで書き試したものだと思う。 作家という職業柄もあろうが、こだわりかたが半端ない。 自分の字、他人の字を見比べ、自分の思考を文字に現し、綴っていく。 ほんのわずかな個体差や、用途如何によって筆は決まってくる。 見た目から入るミーハーな自分を戒めたい。 今手元にいる子たちは、もちろん大事に使うけれども。2019/05/18

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